SDL2017年度春季ロードショー@大阪

(今日のムフフ)

えっ、「J's王子様選手権」?もちろん投票するわよ。きゃ〜、中間結果で1位!やっぱりうれしいものですね。我が子が運動会の徒競走で1位になった、みたいな。昨夏の27時間テレビの「シャワー対決」での1位もうれしかったけど、今度はJ全体ですから。

うれしい結果を見た後は、眠りにつく前の音楽を「Chau#」から始めましたよ。「僕じゃない… もう出逢わないで…」。はい、仰せの通りに(笑)

 

 

 

昨日はSDL社の春季ロードショーに参加しました。

 

 

Trados Studio 2017の説明は昨年受けていたのだけど、今回の目当ては医薬専門翻訳会社アスカコーポレーションさんの発表。

アスカさんの取扱い案件の約60%が治験関連。そして、その約半数がTrados案件とのことでした。つまり全体としては30%(論文などではTradosを使わないことが多いそう)。これを多いと見るのか少ないと見るのか、そして今後はどうなっていくのかを客観的に考えるかどうか、見ないようにして過ごすのか。もうこれは個人の価値観の問題ですね。

 

経済評論家の勝間さんが、自身がネットスーパーを利用していることについて考察していたのですが、そこで「手間をかけたほうが良い結果がでる」という信仰が世の中にはある、と言われていました。料理を例にあげると、「手間ひまかけた」「じっくりコトコト煮込んだ」料理のほうが、電化製品に頼って作った料理よりも価値がある、みたいな感じですかね。勝間さんの場合、自分の家事能力に自信がないので、買い物を人に選んでもらってやることや道具を使うことに抵抗がないとのことです。「自分のほうが(その辺の人たちや、道具より)優れている」と思う人が、そういうことには抵抗があるようですね。

 

Tradosユーザーの人といつも意見が一致するのが、「Trados(を含めたCATツール)は、単に道具として使っているだけなのだから、それがいいとか悪いとか議論すべきものではない」ということです。知り合いの医薬翻訳者さんが「Tradosを使っている、というだけで、効率ばかり求めて品質をおざなりにしている、みたいに見られるのがイヤ」と言っていました。効率が上がれば品質も上がるんですけどねえ。そのために使っている、というところもあるんだけどなあ。

 

 

ロードショーの前に、会場のグランフロントにある「浅草キッチン大宮」で洋食を。プロの揚げ物はおいしいですね。食事を楽しみながら、「あくまでも顧客志向で仕事していきたいね」と、話し合いました。こういう仲間とは多くを語らなくても通じ合えるのがいいですよね。

 

話がそれましたが、SDLさんは社長さんが変わってから方針が少し変わったらしく、それによって、以前よりもユーザー目線の開発が進んでいるような感じがします。かゆいところに手が届くような機能がついたりね。これからも期待したいです。

 

 

 

 

| 翻訳(道具) | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
便利になったTrados

『SDLジャパン 2017年度春季ロードショー』(→)が大阪では5月24日に開催されますね(参加される方、いらっしゃいましたらぜひご一緒しましょう!)。

医薬翻訳の現場での翻訳支援ツールの利用について、アスカコーポレーションさんが講演されるとのこと。

医薬分野の中でどのような文書にツールを使おうと思われているのか、興味津々です。

 

私自身は普段ほぼ100%ツールを使って仕事をしているのですが、翻訳会社さんからツール案件として依頼される文書は全体の半分もありません。たとえば治験文書は、ある翻訳会社さんからはツールのパッケージで依頼されますが、別の翻訳会社さんから原稿はPDF、納品はワードベタでお願いされたりします。同じ翻訳会社さんのなかでも文書によってツール案件だったりそうでなかったり様々です。

 

ただ、最近登録した翻訳会社さんから打診された仕事がパワーポイントのTradosパッケージ案件で、ああ、この会社はすべてツールを使うんだなと実感しました。原語で7000ワード弱(つまり少量)の案件だったので、ツールを使わなくてもいいんじゃないかな、という印象だったのですが、その会社はすべてツールを使うつもりらしいです。もちろんこちらとしてはその方が楽。パワーポイントはいろいろと処理に時間がかかるので、翻訳作業だけに集中するにはツール案件がベストだと思うから。

 

そんなこんなでますますお世話になっているツール。Memsource指定のもの以外はTrados Studio 2017を使っています。Studio 2017になってからいろいろと使いやすくなったと思います(実は2015あたりからそうだったと思うのですが、アップグレードしていなかったので^^;)。

例えば原文の編集。これまでも分節をつなげることなどはできたのですが、今は中身をいじることができます。プロジェクトの設定で「原文の編集を許可する」にチェックを入れればいいだけ。あとはメモリの修正。自分の過去訳でおかしな部分を見つけたら、その都度修正することができます。翻訳結果に示された対訳のフレームにカーソルを置いて右クリック→「翻訳単位の編集」に進み、修正すればOK。

 

先日受けたTradosのウェビナーで、講師の方が「翻訳メモリのメンテナンスに時間をかけすぎない方がいいと思います」と言われていたのですが、私も同意見です。翻訳メモリをきっちり整えておこうとする人が多いらしく、全部をきちんとするにはかなり労力がかかる割に実際に使う部分は少なかったりすることがあるとのことでした。だから、メンテナンスはわざわざ時間をとってやろうとしない方がいいのではないか、と講師の方も「個人的な意見ですが、自分も翻訳をやっていた身として」と前置きしてお話されていました。

流し込む原文をどこまで整えておくか、についても同じことが言えます。きれいになっているのに越したことはありませんが、そこまでする必要があるのかどうか?だって、流し込む原文は誰にも見せません。自分がわかっていればいいことも多いのです。その点、最近のTradosでは分節をつなげたり、原文の編集ができたりするので、作業を始めてから気になるところだけをちゃちゃっと修正すれば十分。あくまでも大切なのは成果物。もちろん自分が気持ちよく仕事をするための環境は整えなければいけませんが、そちらにやっきになっている時間は別のことに使った方が良い場合もあります。

 

そうそう、Tradosのウェビナーは自宅で受けられるし、その時間に都合がつかなければ後から視聴することもできるので便利です(しかも無料)。先日は『SDL Trados Studio Basics 3「翻訳メモリの作成と管理」』というウェビナーを受けました。知っていることも多いけど、新しい発見もあるので、ありがたいセミナーです。

 

 

大学お休みの日に長女と近所(→)でお茶。「抹茶フォンデュ」とやらを食べたいという娘に付き合いました。

 

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フォンデュの後は、ソースを抹茶ラテにしてくれます。

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ゴールデンウィークが始まりました。ちょこちょこ遊んでちょこちょこ仕事して、ゆったりペースで参りましょう!

 

 

| 翻訳(道具) | 10:26 | comments(12) | trackbacks(0) | pookmark |
「右クリックで○○」の代わりに

確定申告の季節ですね。青色申告を始めてからはなんせ時間がかかって、提出期限前の週末が2〜3回はつぶれるという目に何度かあってから、さすがに学習して、今年は仕事のスケジュールに余裕を持たせて平日に少しずつ取り組んでいます。

 

好きではない作業だからイヤイヤもいいところ。実際にやりだしたらスイスイ進んでいくのですが、それでもできればやりたくない。なので、音楽をかけたりしてモチベーションを高め、なんとかコツコツ作業を進めています。こうやってブログ書きに逃げたりしながらね。

 

しかし、こうやって対比させると、いかに翻訳の仕事が自分に合っているかがわかりますね。会計の作業に比べたら楽しくて仕方がない。すぐに机に向かってすぐに作業に取りかかりたいし、実際いつもそうしています。ず〜っとこれだけやっていたいなあ、なんて思うことも多いし。ああ幸せだなあ。好きなことを仕事にできて。改めてそう思います。

 

 

さて、その翻訳の仕事で毎日かかさずお世話になっているのがTrados。いわゆるTrados案件はほとんどないのですが、私はすべての訳出作業をTrados上で行っています。先日Studio 2017にアップグレードしてからさらに使いやすくなりました。

 

先月、「Trados Studio 2017」年間人気アプリトップ10が発表されました。私がいいなあと思ったのは第2位の「Web Lookup!」。原文や訳文中の語句をブラウザを開くことなく検索することができるそうなのです。これは便利そう。実は、「右クリックで○○」という超有名で便利なマクロを私も取り入れているのですが、いかんせんWord上でしか動きません。Tradosで作業していると、いちいちブラウザの検索窓に入れなければならないのですよねえ。以前からそこが改善されればいいなあと思っていたのです。

 

いつもながらに重い腰を上げ、先日やっとそのアプリをダウンロードし、Trados上にブラウザのウインドウが入りました(ウインドウは好きな場所に動かせます)。検索したい語を選択し、「メニューバーからWeb Lookupを選択」/「ショートカットキーを使用」/「右クリックメニューから選択」の中の好きなやり方で検索すると、ブラウザウインドウの検索窓に「” ”」マーク付きで自動で入力され、そのまま検索結果が表示されます。

う〜ん、これは便利ですね。ブラウザウインドウはそのまま普通にブラウザとして使うことができるので、自分で検索窓に別の語を打ち込むこともできます。好きなウェブサイトを登録することもできます。

 

 

Tradosで作業していると、できるだけその画面から動かずにすべての作業をしたくなるのですよねえ。だからブラウザ画面が入っているというのはとっても便利です。検索したいときにいちいちコピペ入力しなくてもよい、というのも便利です。エンターキーを押す必要もありませんし。

 

まだ使い始めたばかりですが、ウインドウのレイアウトを変えるなどしてさらに使いやすくして、ガンガン使っていこうと思います。

 

さてさて、確定申告に戻りますかぁ。

 

 

| 翻訳(道具) | 10:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
悲鳴2つ

今週の悲鳴

 

お願い、やめて〜、ああ見たくない「ギャー」(夫と娘から「ドンマイ」となぐさめられました(ToT)/~~~)。

 
さて、今日思わず「ウオウ!」と声をあげてしまったのは、Tradosに関する長年の悩みが解決したから。改行が入っているセルの結合ができなかった(と思っていた)のが、初期設定でできるようになりました!また、原文のちょっとしたお直しもできるようになりました。
やり方は、プロジェクトの設定→「段落を超えた文節の結合を無効化する」のチェックを外す&「原文の編集を許可する」にチェックを入れる、です。
ああ、やはりデフォルトのままにしておくべきではないですね。どれほどストレスが減ったことか。しかし、いつからこの機能は使えるようになったのかしら。2015でも使えたのかな?

Studio 2017、なかなかいいです。Autosuggest機能も、「えっ、こんなものもsuggestしてくれるの」というものまで表示してくれて、便利なときもあります。

今日は参考資料としていただいた対訳を2つのwordファイルとしてそれぞれ取り込み、整合させてメモリを作成しました。整合作業もわりと感覚的にできるので、これは便利。訳出作業中にメモリの誤りに気付いたときには、ささっとメモリの修正をすることもできます。そうやってメモリを蓄え、メンテナンスしておくと、それが財産になるのです。

ますますTrados、手放せない存在ですね。
| 翻訳(道具) | 21:30 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
Studio 2017にアップグレードしました

今週のフフフ

来年の冬までなんて待てな〜い、なんて思っていたけど、秋に別の映画が。もう楽しみすぎる。それまではもうすぐ発売されるであろうライブDVDと夏頃から始まるであろうコンサート(チケット当たりますように)を存分に楽しみましょう。

 

 

さて、1ヵ月抱えていた案件が終り(とは言え、来年1月下旬までの仕事にも、もうとりかからなければいけませんが)、小休止。やっとTrados Studio 2017にアップグレードしました!

うん、ロードショーで説明されていたとおりの機能がありますね。つまり、「Autosuggest」と「フラグメント一致」です。

 

結論から言いますと、Studio 2017、いいです。

 

「Autosuggest」は、私の入力速度についてこれないみたいで、実質あまり役に立ちません。どういうことかというと、suggestが遅いんですよね。なので、もう打ち終わっている。ちなみに私は「Google 日本語入力(→)」を使っていて(過去記事もあるはず)、それで大体こと足りるのですよね。Google 日本語入力は偶然訪問した翻訳者さんのブログで紹介されていたものですが、私にとってはすごくいいです。新しい薬剤の和名なんかも一発ですし、suggestで出てくるかどうかで、和名がちまたで使われているかどうかもわかります。例えば「しす」で「シスプラチン」、「べばし」で「ベバシズマブ」。頻繁に使っているときは「し」や「べ」で出てきます。

 

Studio 2017に話題を戻しましょう。もう1つの機能、「フラグメント一致」。これがいいですね。全部ではないのですが、あたりをつけて訳語を示してくれるのです。つまり、Studio 2017には「翻訳メモリの検索」、「フラグメント一致」、「訳語検索」の3つのウインドウ(今まではフラグメント一致がなく2つでした)があって、そこを探れば大体間に合います。

 

それと、これはたぶんStudio 2015から良くなっているのでしょうけど、Wordにエクスポートするときにエラーが起こりにくくなったことがあります(→)。かなりストレスが減りましたね。こうやってちゃんとエクスポートされるとなると、Tradosにインポートする前の原稿の処理がいらなくなります。

 

例えば論文を訳す時。これまではPDFからWordに変換し、ある程度体裁を整えて(不要箇所を削ったり)からTradosにインポートしていたんです。そうでないと、最後にエクスポートするときにエラーがかかって手間だったから。

でも先日試しにPDFをまるごとTradosにインポートしてみたところ、全く問題なく最後はエクスポートできました。もちろんその後で段組みなどの編集をしないといけないのですが、それは簡単にできます。また、細かい話ですが、フォントの変更がそのファイルではできなくて、一手間かかっていたのが、なぜかできるようになりました。このように前後の作業が簡単になったことで、本当に楽になりましたね。上書き納品の場合も後処理がほとんど不要になり、これも楽になりました。作業効率はかなり良くなったと思います。

 

これからはすべてのPDFファイルをまるごと入れてみようかな。いろいろ試してみるのが楽しみです。

 

 

| 翻訳(道具) | 20:16 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
TradosユーザーでもWordマクロは使う

現在、翻訳作業のほとんどをTrados上で行っているのですが、Trados案件でないかぎり、最初から最後までTradosしか使わないということはなく、最終的にはWord形式で納品することが多いです。

 

その場合、TradosからWordにエクスポートしてから少し手を加えるのですが、面倒なことの1つに、Trados上でつけたコメントの作成者名が一度に変更できない、ということがありました。

 

例えば、Tradosからエクスポートしたファイルはこのようになります。

 

コメントのところに[TO]と入ってしまうのですね。そしてコメント欄にカーソルを合わせるとTradosで登録した名前が見えてしまいます。これはTradosでの設定でそうなってしまうようで、Trados上で変更しようとしていろいろと調べましたがうまくいかなくて。

 

仕方がなく最近はコメントの作成者名を削除してしまう方法(詳しくはこちら→)をとっていましたが、たまにWordの上書き納品で元の(エージェント作成の)コメントを残しておきたいときがあって、この削除法だとすべてが[A]となってしまい、都合が悪いのです。そういう場合はコメント1つ1つを手作業でもう1度つけて、何とかコメントの作成者名を変更していました。

 

1つ1つはたいした手間ではなくても、数百ページの納品となると、コメントの量もそこそこあって、面倒なこと極まりない。

何とかならないかなあ、でも無理かなあと思っていたときに、良い方法を教えていただきました。

 

それは、「Wordのコメント作者名を変更するマクロ」を使う方法です。

Wordマクロといえば、Tradosを導入する前は自作していたのですが、最近はご無沙汰していました。というのも、訳出作業自体はTrados上で行うので、Wordを使うのは最後の納品のときだけになっていたからです。

 

だからもう自分で作るのはちょっとハードルが高かったのですが、こんな私でも大丈夫なように「Wordのコメント作者名を変更するマクロ」が使えるようにしてくださった方がいらっしゃいました。

 

ご本人のご了承を得て、そのブログ(→)を紹介させていただきますね。

 

さて、その通りやればすぐにできるはず、なのに私はすぐにつまづいてしまいました。Word 2007を使っているのですが、まず、Word上に「開発」というタブがない。え〜ん、どうしたらいいの〜、と検索したらこんなサイト(→)が。まずは「開発タブ」を表示させましょう。

 

さあ、マクロを入れるぞ、と意気込んだのもつかの間。次は、プロジェクトペインのツリーの[Normal]の下に[標準モジュール]というものがありません。

ああ、もうダメだあと半分あきらめかけました(だって構造がわかっていないから、とにかくどうすればいいのかわからない)が、「不明な点がありましたらご連絡ください」との親切な一言に厚かましくもしがみついて、しんハムさんに質問したところ、ご返答のブログ(→)をアップしてくださいました。

 

で、そのとおりにやってみると、

 

できました!

 

もう感動!

 


 

ほら、[TO]だったところが[訳者]になってるでしょ!

自分が作成したコメントだけを好きな作成者名に変えることができるんです!しかも一発で!

 

本当にしんハムさんには感謝です!

 

 

TradosユーザーでもWordマクロを使うと便利ですね。いろいろと勉強するのは難しいけど、少しずつでもいろんな技をとりいれていきたいなと思いました。

 

P.S. スクリーンショットが見えづらくてゴメンナサイ。そちらにもあまり精通しておらず。。。もし私みたいなPC音痴の人がいたら、「車の構造のことは知らなくても車の運転は(ある程度は)できる」のと同じだと思い込んで、あきらめずにやっていきましょう!

 

 

 

 

 

 

| 翻訳(道具) | 22:43 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |
体が2つ欲しい

昨日はまもなくリリースされるTrados Studio 2017の説明を聞きに、SDLの秋季ロードショーに参加しました。

 

☆セミナー前の腹ごしらえはハンズカフェで軽く。誰ですか、ビール飲んでいる人は(笑)

 

 

Studio 2017の新機能には、upLIFTという新技術を用いたFragment RecallとFuzzy Reapairがあり、翻訳メモリをより簡単に活用することができるようになるそうです。

 

確かにメモリが一致しない場合にいちいち訳語検索するのは面倒(F3ボタンを押すだけなのですが)だし、あいまい一致でいちいち修正するのも面倒といえば面倒(とはいえとってもありがたい機能で、数字など簡単なものは勝手に修正してくれるのですが)だったので、それらが自動的に呼び出されていれば楽ですね。

 

また、AutoSuggestが日本語でも効くようになるらしく、これも絶対便利。いかに作業中のセルから動かずに作業を進めていくかが効率化のキモとなるので、こういうちょっとした機能がちりも積もれば山となるのです。

 

Trados案件をほとんど受けることがなく、ほぼ自分の作業効率化のためだけにTradosを使っている私にとっては、まあTradosはありがたい存在でして。ちまたでいろいろと言われているのは知っていますが、私にとっては良き相棒。少しずつでも進化していってくれたらいいなあと思います。

 

 

☆コーヒーコーナーにはなんとケーキも。SDLさん、太っ腹〜!これでお茶に行かなくてすむね、と大喜びでセミナー中にいただきました。

 

☆お土産はクリーナーとペン。クリーナーのブラシはキーボードの隙間掃除に便利だし、スクリーン掃除用のワイパーもいいですね。気がついたときにちょこっとキレイにできます。ペンは実はタブレットペンにもなるもので、スマホやiPadの操作に役立ちそうです。

 

ロードショーは最初のプログラムだけ参加して、その後とんぼ返り。だって〜、今朝納品分がまだ終わっていなかったのだもの(泣)

セミナー参加の分を見越して進めていたはずが、やはり最後はアップアップ。昨日は10時〜16時頃まで家を空けましたが、作業時間5時間をなんとか確保しました。夕食はハヤシライスとサラダを作るだけで精一杯。洗いものは夫、洗濯物たたみは娘たちにお願いしました。

セミナー会場の梅田スカイビルから駅に戻るまでに目に飛び込んでくるグランフロントのショーウインドウに後ろ髪を引かれながら電車に飛び乗り。ちょっとブラブラするくらいの時間があっても良さそうなものなのに(泣)

 

でもね、状況が完全に整ってからやろう、なんて言っていたら、一生できないのです。状況が完全に整うことなんてないのですよね。だから一瞬一瞬に全力投球して生きていきたい。この手にすべてをつかむことは一度にはできないのかもしれないけど。

 

すでに11月末まで仕事が入り、昨日打診された別案件も引き受ける予定。だって、面白そうなんだもの。

ああ、体が2つ欲しい。本音はやっぱりもっと仕事したいのです。

 

こんなときを懐かしく思う日がいつか来るのかしら。それとも一生現役かしら。

 

とにかく今はやりたいことだらけの自分の状況に感謝しつつ、サステナビリティも考えていきましょう。

 

 

 

 

 

 

| 翻訳(道具) | 10:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
あぶく銭の使いみち

私がTradosを使い始めたのは3年前。それまではワード上で自作マクロを使ったり、テキストエディタを試してみたり、いろいろやっていたのですが、その頃たまたま翻訳会社さん主催の「メディカル翻訳者のためのTradosセミナー」というものがあり、それを受講した後、流れで使い始めたのです。

 

最初は全く使いこなせていませんでした。セミナーはパッケージプロジェクトの場合の作業を前提としたものだったので、パッケージ以外の場合(つまりTrados指定案件以外の場合。私が請け負う仕事はこちらがほとんどです)、何をどうすればよいのか全くわからなかったのです。

 

その後、ミズトラの会で帽子屋さんがTradosの講義をしてくださり、その時いろいろと質問して、なんとか自分でメモリを作る方法などを取得し(大げさ)、その後も四苦八苦しながら徐々に様々な機能を使い始め、現在に至ります。今、訳出作業の100%をTrados上で行っています。

 

自分にとってTradosの何がいいかというと、「覚えておかなくていいこと」です。1つの文書のなかで、あれっ、これさっきどう訳したっけ?と思うこともしょっちゅうだし、過去の案件での訳出を確認したいこともしょっちゅうです。そういう時にTradosだと、いちいち調べにいかなくてもボタン一つで確認できたり、勝手に表示してくれたりします。そこが便利なんですね。

 

Trados以外のCATツールにもいいものがあると思うし、ワードやテキストの上で置換術だけでやっていく方法もあるとは思うのですが、私は今のところはこのままTradosを使い続けようと思っています。駆け込みでStudio 2015にアップグレードしたので、もうすぐ発売される2017にも無料でアップグレードできることになりました。少しずつだけどTradosも進化しているので、少しだけ2017にも期待です(笑)。

 

さて、Tradosを使うとなると問題になるのがマウスです。Tradosを使っていると、どうしてもキーボードから手を離してマウスで作業しなければならないことがあるのです。マウスを使わずに何とかしようとも思いましたがオートホットキーも覚えておくのが私は無理そう(どんな記憶力?)。「マウスを使わない」ということをあきらめ、マウス作業を快適にすることに視点を変えました。

 

 

前置きがすっかり長くなりましたが、ここからが本日の本題(笑)。

いろいろと考えた結果、思い切ってローラーバーマウスを導入することにしたのです。

ローラーバーマウスは、以前ミズトラの会のPC講座でKYOKOさんが教えてくださり、気になっていたのですが、なかなか現物を触ることもできず購入にまでは踏みきれなかったのですが、このたび思い切って。というのもマウスの使いすぎで右手が痛くなってきたのですよ。

キーボードも買い換えました。実は使っていたエルゴノミクスキーボードのテンキーの電池がなくなり、電池を変えようとしたら蓋を開けるのが大変だし、電池は近所の量販店では売っていない取寄せのものらしく、なんだか「使い捨て感」があって。キーボード自体もちょっと気になる部分があって買い替えが必要だなあと思っていたところだったのです。

ローラーバーマウスにはエルゴノミクスキーボードをセットするのが難しそうなので、こちらも思い切って東プレのRealforceに買い換えました。

 

さて、ローラーバーマウスについてはKYOKOさんのサイトをご覧ください(→)。

下に写真を載せましたが、キーボードの手前にセットして、手首はキーボードを叩く位置に置いたまま、親指だけで動かすマウスなんです(私の太い指をお見せして申し訳ありません。ついでながら秋色のネイルにもご注目)。

 

 

 

親指で触れているところから下がマウス。一番よく触るところは、その親指で触れているローラーかな。

その下にあるスクロール、右クリック、ダブルクリックボタンも超便利です。

 

 

今回買ったキーボードとローラーバーマウスは最新のものではありませんが、十分です。

 

ローラーバーマウスとRealforceは鉄板の組み合わせ。

 

ContourDesign ローラーバーマウス RollerMouse Pro RMP/BKJ

 

 

 

東プレ REALFORCE 108UBK 変荷重キーボード/静電容量無接点/108キー/USB SJ08B0                              

 


 

私は楽天のスーパーセール時に買いました(笑)。

 

http://item.rakuten.co.jp/akibamac/4560299340141/

 

http://item.rakuten.co.jp/ebest/4522686003497/

 

 

モニターと合わせるとこんな感じ。

モニターにはStudio 2015が写っていますね。

 

 

さて、使い心地ですが、ローラーバーマウス、いいですよ!最初に取り付けた時、まずマウスを動かさないと何もできないのでわからないなりに触りだしたのですが、そこで改めて「マウスってすごく使っているのだ」と実感しました。もちろんキーボードでもできる作業は多いのですが、ポインタの移動、コピーアンドペースト、スクロールをマウスを使って作業すると感覚的でやりやすいのですよね。それらの作業がこのローラーバーマウスだと本当に楽にできます。しかも手首はずっとアームレストに置きっぱなし。キーボードを叩いている状態のまま、ちょっと親指を下に伸ばすだけ。これは楽ですね。2つとも有線なのが気になったけど、まあ机からどこかに運ぶこともまずないし、電池の心配がないのが楽。

 

 

ローラーバーマウス、キーボードの購入、Studio 2015へのアップグレードは例のあぶく銭(→)の使いみちとしてよかったのではないかと思っています(笑)。

 

 

 

 

 

| 翻訳(道具) | 15:57 | comments(10) | trackbacks(0) | pookmark |
PCメンテナンス

Trados Studio 2017がまもなくリリースされる(→)のに伴い、今2015を購入すると2017に無料アップグレードできるとのこと、またTrados Studio 2011からのアップグレードオプションが来年の3月に終了することを知った私は、重い腰を上げ、2015の購入を真剣に考え始めました。

 

Tradosをアップグレードする前にパソコンを買い換えたかったのだけど、欲しいなあと思うスペックのものはなかなかのお値段。

ちなみに、先日ミズトラの会のパソコンセミナーでお世話になった小林先生のおすすめは、

 

Intel Core i7のCPU

16GBのメインメモリ

SSD搭載

 

の高性能パソコンで、これだと翻訳支援ツールを快適に使用することができるようです。

 

現在の私のパソコン(64ビットのWindows 7)は

 

Intel Core i5のCPU

8GBのメインメモリ

SSDではなくHDD

 

という状況。それでもメモリを増設したことでかなり快適にはなっています。

Windows 10に関しては、サブ機はアップグレードしましたが、メイン機はアップグレードはしないようにとの忠告をメーカーから受けたので、やっていません。メイン機を買い換えるときは10でもいいかなと思っていますが、今のところWindows 7のままで問題なし。このパソコンでとりあえずやれるところまでやってみようかと方向転換。近々Tradosのアップグレードはしたいけれど、パソコンは買い替えなしでやってみましょうか。

 

というわけで、少しでも快適になるように、これまた手付かずだったメンテナンスに着手。

小林先生に教えていただいたことを、やれそうなところから1つずつやってみました。

 

この本の小林先生のコーナーも参考になりました!

 

翻訳事典2017年度版 (アルク地球人ムック)  

 

 

まず、「無駄な視覚効果のオフ」。

翻訳作業にあまり必要のないアニメーション表示や視覚効果をオフにすることで、パフォーマンスが向上するとのこと。

 

[スタート]→[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[システム]→[システムの詳細設定]まで進んだら、[システムのプロパティ]の[詳細設定]タブで[パフォーマンス]の[設定]をクリック。

私が「残した」効果は「ウインドウとボタンに視覚スタイルを使用する」「スクリーン フォントの縁を滑らかにする」「デスクトップのアイコン名に影を付ける」です。後は全部オフにしました(適当な選択です^_^;)。

 

 

次に「ディスクのクリーンアップ」。

不要なファイルを削除するだけで数GBの空き容量が確保できることもあるとか。

 

エクスプローラー→[コンピューター]→ドライブを右クリックして[プロパティ]を選択します。

 

計算処理の後、[削除するファイル]ボックスが現れますが、私は全項目を削除しました。

これで11GB確保!

 

 

最後にデフラグ

 

エクスプローラー→[コンピューター]→[ツール]で断片化の状態を分析。

分析結果が10%以上だと最適化する必要があるらしいですが、私の場合、2%だったので今回はやりませんでした。

 

 

あとはデスクトップの要らないものを片付ける

 

 

これらのことをやっただけで、何がどう効いたのかはわからないけど、この記事の入力だけでもなんだかサクサク動く気がします。

Trados Studio 2017にアップグレードしても大丈夫かな?

 

 

Trados以外のツールも考えたいとは思うのですが、たまにTrados案件を受けるのですよね。やれる人が少ないからなのか、いつもこちらの要望を聞いていただきながら気持よく仕事ができているので、今のところはTradosを使っていこうかなと思っています。2011から2017に変わるとかなり便利になるような気もしますしね。

 

 

そうそう、実は辞書ソフトとして便利に使っている対訳君のデータのフォントが大きくならないのが少々悩みどころだったのですが、ひょんなことから解決しました。

 

[コントロールパネル]→[デスクトップのカスタマイズ]→[ディスプレイ]で、画面上の文字を大きくしたり小さくしたりできるのです。デフォルトの小(100%)を中(125%)に変えたところ、画面上の文字がすべて大きくなり、対訳君のデータのフォントも大きくなりました!

 

フォントは各ソフトで拡大縮小できる場合もありますが、この小技を使うと一気に「すべてが」大きくなりますよ。ちょっとびっくりするし、小さいほうが見やすい場合もあるけど、そこはまた調整すればよし。

何もかも大きく映して、モニターから体がどんどん離れていっている今日このごろ。モニターとキーボードを離して置くために、机も考えないとねえ。こんなに奥行きが必要になるとは思いませんでした^_^;

 

シニア(ミドルエイジとはもう呼んじゃだめ(T_T)?)仕様の快適な作業環境、developしていきましょう!

 

 

 

 

 

| 翻訳(道具) | 15:48 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
やり方は1つではない

昨日はミズトラの会主催の「翻訳支援ツール超入門」を受講しました。

翻訳者のためのPC講座の第2回目(第1回目についてはこちら→)。

講師は第1回目に引き続き小林晋也先生です。

 

翻訳支援ツール(CAT:Computoer-Associated Translation)というのは例えばTradosやmemoQのことです。どうしても、翻訳支援ツール=翻訳メモリーツールと見なしてしまいますが、その他の重要な機能についてもしっかりと教えていただきました。個人的には品質管理の部分でもっと有効利用していきたいなと思いました。

 

様々なツールをデモしていただき、それぞれの長所や短所もわかりました。道具については何でもそうだと思うのですが、「1つのものに頼り過ぎない」ことが大切かなと思います。それぞれ得意不得意があるので、うまく組み合わせて使うことが大事なのですね。
 

ツールの具体的な説明の前に、ツールを使うことのメリット/デメリットについても、しっかりとお話しいただきました。

便利なものに頼り過ぎると自分の(いろんな意味での)体力が落ちるというのは何も翻訳に限らない話でして。

翻訳の場合でしたら、翻訳支援ツールを含めた様々な便利な道具は、「考える必要のない作業」をできるだけ短時間でストレスなく行うため「だけに」に使うという前提が大切で、決してそれによって「考えることを放棄する」ようではならないと思います。一方、「考える必要のない作業」を道具にやってもらうことは、個人的には仕事をやる上で不可欠だと思っています。なぜなら、仕事には常にスピードが要求されるからです。趣味でやっていること、じっくりやってもよい(じっくりやるべき)仕事なら話は別ですが、一般的な実務翻訳ではスピードが要求されます。そういう状況で、例えば道具を使わずに一つ一つ手作業でやっていればどうなるか。当然時間が足りなくなります。時間が足りないということは「見るべき過去訳や参考資料を見る時間が惜しくなる(ので割愛してしまい、表現などが統一されない)」「考えなければならない時間がなくなる(のでこなれていない訳文になる)」ということです。これは品質の低下につながります。ですから、機械でもやれることはできるだけ助けてもらって、人間は人間にしかできない部分に注力することが大切ではないかと私は思っています。

 

ツールによる効率化はまだまだ追いかけていきたいなと思います。一方で、本当の意味での翻訳力は地道に身に着けていくしかないと思っています。その二つは相反するものではなく、どちらも「一流の」実務翻訳者になるには必要なことだと思うのです。「一流の」実務翻訳者とはどういう翻訳者かというと、私の定義では「お客様満足度が高い」翻訳者です。今通っている治験翻訳講座でも先生は「スピードの早い翻訳者は重宝されるから」とおっしゃっています。私はいわゆる立派な翻訳者になりたいわけでもなく、同業者からリスペクトされる翻訳者になりたいわけでもありません。ただただお客様に満足してもらいたい。もちろん自分もハッピーになれる形でね。常に考えているのはお客様。会社員時代に叩きこまれた「後工程の人はお客様」という感覚を忘れず、納品文書をまずは翻訳会社さんのチェッカーさんにお届けする。そしてその先のクライアントさんに満足していただく。その繰り返しに力を注いでいきたいです。

 

この日はランチはエノテカにて。ワインを飲みたかったけどガマンしました(笑)。

 

セミナー後の懇親会は沖縄料理店で。

 

泡盛サングリア、おいしくて「赤」「白」と飲んじゃいました。

 

 

来週も「朝8時からプロジェクト→」、続けてみましょう!

| 翻訳(道具) | 18:33 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |

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