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やり方は1つではない

昨日はミズトラの会主催の「翻訳支援ツール超入門」を受講しました。

翻訳者のためのPC講座の第2回目(第1回目についてはこちら→)。

講師は第1回目に引き続き小林晋也先生です。

 

翻訳支援ツール(CAT:Computoer-Associated Translation)というのは例えばTradosやmemoQのことです。どうしても、翻訳支援ツール=翻訳メモリーツールと見なしてしまいますが、その他の重要な機能についてもしっかりと教えていただきました。個人的には品質管理の部分でもっと有効利用していきたいなと思いました。

 

様々なツールをデモしていただき、それぞれの長所や短所もわかりました。道具については何でもそうだと思うのですが、「1つのものに頼り過ぎない」ことが大切かなと思います。それぞれ得意不得意があるので、うまく組み合わせて使うことが大事なのですね。
 

ツールの具体的な説明の前に、ツールを使うことのメリット/デメリットについても、しっかりとお話しいただきました。

便利なものに頼り過ぎると自分の(いろんな意味での)体力が落ちるというのは何も翻訳に限らない話でして。

翻訳の場合でしたら、翻訳支援ツールを含めた様々な便利な道具は、「考える必要のない作業」をできるだけ短時間でストレスなく行うため「だけに」に使うという前提が大切で、決してそれによって「考えることを放棄する」ようではならないと思います。一方、「考える必要のない作業」を道具にやってもらうことは、個人的には仕事をやる上で不可欠だと思っています。なぜなら、仕事には常にスピードが要求されるからです。趣味でやっていること、じっくりやってもよい(じっくりやるべき)仕事なら話は別ですが、一般的な実務翻訳ではスピードが要求されます。そういう状況で、例えば道具を使わずに一つ一つ手作業でやっていればどうなるか。当然時間が足りなくなります。時間が足りないということは「見るべき過去訳や参考資料を見る時間が惜しくなる(ので割愛してしまい、表現などが統一されない)」「考えなければならない時間がなくなる(のでこなれていない訳文になる)」ということです。これは品質の低下につながります。ですから、機械でもやれることはできるだけ助けてもらって、人間は人間にしかできない部分に注力することが大切ではないかと私は思っています。

 

ツールによる効率化はまだまだ追いかけていきたいなと思います。一方で、本当の意味での翻訳力は地道に身に着けていくしかないと思っています。その二つは相反するものではなく、どちらも「一流の」実務翻訳者になるには必要なことだと思うのです。「一流の」実務翻訳者とはどういう翻訳者かというと、私の定義では「お客様満足度が高い」翻訳者です。今通っている治験翻訳講座でも先生は「スピードの早い翻訳者は重宝されるから」とおっしゃっています。私はいわゆる立派な翻訳者になりたいわけでもなく、同業者からリスペクトされる翻訳者になりたいわけでもありません。ただただお客様に満足してもらいたい。もちろん自分もハッピーになれる形でね。常に考えているのはお客様。会社員時代に叩きこまれた「後工程の人はお客様」という感覚を忘れず、納品文書をまずは翻訳会社さんのチェッカーさんにお届けする。そしてその先のクライアントさんに満足していただく。その繰り返しに力を注いでいきたいです。

 

この日はランチはエノテカにて。ワインを飲みたかったけどガマンしました(笑)。

 

セミナー後の懇親会は沖縄料理店で。

 

泡盛サングリア、おいしくて「赤」「白」と飲んじゃいました。

 

 

来週も「朝8時からプロジェクト→」、続けてみましょう!

| 翻訳(道具) | 18:33 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
はじめまして。
「ワードベタ」で検索してこちらに迷い込んでしまいました。「しまいました」は失礼ですね。でも書かれている題材が私の興味と一致していて、仕事進まなくなっちゃたんですよ〜涙。

私も午前中仕事時間確保する方法です。当時小学生だった息子がいない間に仕事をするために始めたパターンで、習慣化したためか、子供たちが丸1日いなくなった今でも続けています。頭も働きやすいし、いざとなったら家事に充てている午後も翻訳できるし(どんな主婦や)。

翻訳、ランチ、お料理、手作り(最近してませんけど)の話題、これからも楽しみにしています。
| Conny | 2016/06/28 2:34 PM |
Connyさん、はじめまして。迷い込んでくださって、うれしいです。コメントありがとうございます(^^)

そうですか、Connyさんも午前中派ですか。家族がいない時間にできるだけ仕事の時間を確保しようとするとどうしてもそうなりますよね。朝は頭も「まだ」働くし。家事に充てているはずの午後に全く家事をやらないこともありますが(どんな主婦や、再び)。

Connyさんのお子様たちはもうだいぶ大きいのですか?
子どもたちが巣立ったらどんな生活になるのやら、想像もつきませんが、仕事を朝やるというスタイルは続けたいなと思います。

これからも「作業効率」については考察(オーバーだなあ)していきますので、またどうぞ覗いてみてくださいね!
| tomoko | 2016/06/28 3:08 PM |
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