先日受けたトライアルの結果が返ってきた。
PART1とPART2がありPART1だけ(つまり半分)合格したとの通知。
PART1が90点。PART2が86点。
PART2もあと少しといえばあと少し。まだまだといえばまだまだだけど。
半分だけの合格なのでレートは安いけど、登録させてもらえるそうだ。
やったー!
以前も別の翻訳会社のトライアルに合格したけど、そこは問題文も医薬ではなく一般的で、
登録はしたものの、今は仕事がない、というようなことを言われ、それ以来音沙汰なし。
でも今度の会社は医薬のトライアルだったし、体制もしっかりしてそうで、仕事が来る見込みがある。
今は見習いと思ってどんな仕事も頑張ろう。
長女出産で第一線から遠ざかってはや10数年。
一応関連の仕事はしていたけど、翻訳業務そのものはブランクがあり、
出産前に登録していたところにコンタクトはとったものの、なかなか実力もアピールできず、
仕事の連絡が来なかった。
もう、新規で取引先を開拓するしかないと思い、ここ数年、トライアルを受け続けたが、なかなか。
10人に1人しか受からないといわれているトライアル。なかなか受からず、これで8件目。
そのうち過去に1件は受かったけど、仕事は来ないし。
でもやっと前に進めそうだ。
その前から添削業務で医薬上級を担当したのもよかった。
自分の勉強になった。
最近はトライアルが楽しく、不合格でも勉強になってよかった、と思えるようにはなっていた。
絶対もう一度翻訳の仕事がしたい、と本気で思ったから合格したのかな。
よく言われるけど、物事が成功しないのは本当は成功することを望んでいないという話。
そうであってはだめだ、と成功して楽しく仕事する自分をイメージしてトライアルにも臨んだ。
そういうこともよかったのかな。
とにかく、まだまだこれからが勉強。仕事も来るかどうかわからないし、ほかの取引先も開拓していきたい。また、トライアル受けないと。
でも、今日だけは泣ける。
あ〜、よかった。うれしい。
他のことに逃げなくてよかった。あきらめなくてよかった。
何度もあきらめかけて、ほかの仕事に逃げようともしたけど、なんとかふんばれた。
いつも応援してくれた夫のおかげもある。
逃げようとする私にいつもストップをかけてくれた。
本当はどんな仕事でもお金のためだけならやってほしかっただろうに。
子どもたちもわたしの力になってくれた。
昨日は大好きな「班長」の最終回だから、「お母さん、片付けとくからお風呂入って『班長』、ちゃんと見ないと」と食後の片付けを引き受けてくれた長女。
「勉強教えてくれたからお礼だよ」と笑ってくれた。
そして次女。1か月前ピアノに行くときに自転車で信号一回も止まらなかったから
絶対いいことがある、と言っていた。お母さんにもいいことがあるよ、というから
「試験受かるかなあ」と聞いたら、「絶対受かる」と言って、あれから何度も「試験どうだった?」と聞いてくれていた。実は結果まで1か月かかったのだ。次女にこの合格を伝えたらどれだけ喜んでくれるだろう。もっともよくわかってはいないと思うが。
あ〜、二人とも産んでよかった。
家族がいたから踏ん張れた。
そして周りのお友達。
ストレスを全部発散して、いつも軽やかな気持ちになれた。
聞いてくれる人がいる、というだけでいつも力をもらえた。
周りの皆さんに感謝。
今日だけは泣ける。大げさかもしれないけど、今日だけはこの合格に酔いしれたい。
そして、明日からは実力をさらにつけていくために努力をしていこう。