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「熱い心でクールな仕事を」がモットーの
メディカル翻訳者の日々の暮らし |
昨日寝る前に本棚をあさっていたら昔買った"DON'T SWEAT THE SMALL STUFF..."が出てきたので睡眠導入剤として(笑)読み返してみました。
この本の訳書「小さいことにくよくよするな!」(リチャード・カールソン)は日本でもベストセラーになりましたね。出版からもう15年くらいたつけど、日本はアメリカの10年後をいく、なんて言われていたから今読んでもちょうどいいかもしれない、なんて思って。
本の最初の方の一節。
"Change the things that can be changed, accept those that cannot, and have the wisdom to know the difference."
が心に残りました。
「変えられることを変えろ、変えられないことは受け入れろ、その二つの違いが分かる賢明さを持て。」
まあ、直訳するとそんなところでしょうか。
なかなか深いですね。
「変えられることを変える」前に、「変えられないこと」に悩むのに時間を使って「変えられることを変える」エネルギーが枯渇してしまったり、「変えられないこと」を「変えられること」と思い込んで無駄なエネルギーを使ったり、またその逆に「変えられないこと」と思い込んで「変えられることを変える」努力をしていなかったり。
お〜、難しい。
シンプルにやってみましょう。
自分が心地よくなるためにはどうしたらいい?
欲しいものに手が届かない場合はどうやって自分を慰める?
がんばりぬく努力も必要だけど、代わりに手に入るもので同じ満足が得られるならそれでもいいはず。
あきらめるという選択肢もある。
「あきらめる」っていうと悪いことみたいだけど、そうではない。
「見極める」ということ。
自分が変えられないものを「変えられないんだ」と見極める。
ではそのかわりに何か変えられるものはないかな?
努力次第ですすんでいけることってまだあるのでは?
人からもらう幸せに期待する代わりに自分で自分の幸せをプロデュースする。
おいしいお茶を飲むだけでもいいんです。
自分で自分を幸せにする。
その決心をした人から幸せになっていけるような気がする。
変えられることを変えていきましょう。