「熱い心でクールな仕事を」がモットーの
メディカル翻訳者の日々の暮らし
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ラ・フォル・ジュルネ
 昨日は午後からびわ湖ホールのラ・フォル・ジュルネに行ってきました。
ほぼ毎年行っていますが、今年はそれほど興味が惹かれるものがなく、事前チケットもとっていませんでしたが、ちょっと行ってみようかなと。
当日チケットはやはり無理。
ロビーコンサートだけを楽しみました。
遠くにピアノがあるのがわかりますか?
メインロビーの奥にあるカフェでお茶しながら鑑賞。
演奏者の左から見るというのもなかなかない体験ですね。

ドビュッシーを数曲。
素敵でした。
やはりいいですね、ドビュッシーは。



BOSE Wave music system III
1Fのリビングで使っているBOSE。最近ゆっくりと音楽鑑賞していません。
BOSEを2Fにも置いて、仕事の合間に聴きたいなあ。
2Fの仕事部屋にいる時間が長くなってきたしね。
その長いときをどう快適に過ごすか、これはいつも考えていたいです(もちろんまずは仕事そのものについて考えています)。
人生の時間一秒一秒をいとおしんで。





宿場祭り
 
昨日はいいお天気でしたね。
毎年恒例の草津宿場祭りに出かけました。
今年は「篤姫のお輿入れ」がテーマ。華やかでした。
岸和田生まれの私は祭り好き。人がわいわいしている場所は大好きです。
ディズニーで並ぶのは好きではないけど。。。















宿場祭りに行った後は、ショッピング。
夫くんのテニスラケットや私の夏用ヨガウェアなど。
欲しかったマキシスカートもちょうどいいのを見つけてゲット。
ほとんど外に出ないのに、服はほしいのです。

さてさてそろそろ仕事もしないと。
ちょっと余裕がある(ようにみえる)と、ついついのんびりしてしまいます。
あまりに頭を休めすぎると帰ってこれないし(私の場合)。
あっ、ラ・フォル・ジュルネに今年も行きたいな〜。
気の向くままに時を過ごしましょう。





幸せ
 記事のタイトルがこれしか浮かばなかったです。
昨日は師匠の十六茶さんとオフ会をしました。
私とのオフ会を「善は急げ」ととらえてくださるなんて、もったいないお言葉です。
進む道のはるか遠くにぼんやり光る灯りがあり、近づくほどにその灯りがどれほど明るいのかを知り、それを道しるべに暗い荒野を歩いていく。
私にとっての灯りの方に、またリアルでお会いできたことは本当に幸せです。

昨日は輝き通りのヴェルサーレに行きました。










ランチの後は、喫茶店で二次会。
まあどんだけしゃべったか。
しゃべってもしゃべっても足りない。
その内容のほとんどが仕事がらみというんだから、どんだけ仕事が好きなんでしょうね。

訳語の一語一語にすべて根拠がある、とおっしゃっていた十六茶さん。その域に近づきたいです、少しでも。
仕事のすべてに真摯に取り組んでいらっしゃる姿勢、これこそがお手本です。
本気で仕事がしたい。本気でビジネスの世界で自分の立ち位置を確立したい、と思っている私にとっては紛れもなく目指すべき人です。

昨日の会話では十六茶さん以上に辛口だった私。
きっとブログからはみんな想像つかないわよ、と言われましたが、十六茶さんは会わないうちから私の本性に気づいていたようです(わかる人にはわかりますよね)。
まあ、そこが二人が引き合うところと言いますか(あっ、スミマセン、私の一方的な思いです)。

公開ラブレターはここまでにしておきましょう。


駅前デパートに最近入ったアンリシャルパンティエのお菓子をお土産にいただきました。
とーってもかわいくて、おいしいです。

十六茶さんにお相手をしてもらって(もったいない話です)自分の本音を洗いざらいしゃべりスッキリ。帰宅後は両親を呼んで家族で近くの焼き肉屋さんに行きました。
家族サービス?
いえ、家族からはいっぱいパワーをもらっています。
大切です、そういう時間も。
外でがんばっているから家族のなかでは励ましあって、いたわりあって。
人間は弱いもの。でも強いもの。強いところをあきらめず進みたいと思います。














ギャップに耐えられるか
 野心のすすめ (講談社現代新書)
林真理子さんの新作、昨日買って読みました。
まあ彼女のスタイル(体形ではありませんよ)には賛否両論あるだろうけど、正直な彼女の物言いに私は好感を持っているのです。
彼女のこれまで生きてきた指標が描かれているようなこの本。
これまた嫌悪感を示す人はいるだろうけど、私は自分の内心をあぶりだされたような気がして非常に刺激を受けました。というか再確認しました。
あくまでも理想を追求するということ。
「一生ユニクロと松屋でオッケーじゃん」ではダメ。
「子どもを生んだ人が『子育てで人間的に成長しました』というのは単なる自画自賛で人間が成長するのは、なんといっても仕事」。
などなど、非常に挑発的なご意見です。
私がなぜ仕事がしたいかという気持ちを代弁してくれているかのようなこの本。
スカッとした部分も多いです。
「干したばかりの家族の洗濯物に顔を埋めているときが一番幸せ」などは見え透いた貧乏くさいこと、と言われると少しばかり反論したくなりますが、私もそのときが「一番」幸せだとはなかなか思えない人間だから基本同意見なのだと思います。

でもなぜ、林さんの言うところの「低め安定」の人が多いのかと言うと、それは理想と現実のギャップに耐えられないからだと思います。もちろん私自身もそうです。
以前ブログにも書きましたが、それが欲しいと思う心自体がしんどい。簡単に手に入らないような気がしているから。私はそんなもの欲しくないんだと思う方が楽なのです。
だって、欲しいものが手に入らない状態は本当につらいですよ。
そのつらさに耐えられる人だけが本当の理想に近づける。
そうでない場合は理想を下げようとするのが自分の心を守る道だな、とも思います。

ただ、林さんはなぜそこまでして険しい山に登るかと言うと、そこから見る景色が下界とは違うから、と言っています。
そう、だから険しくても登ろうとするのですね。

今の私、まだまだ登ろうとしていてしんどいけど、以前と比べたらそこそこ上まできたし、景色は素晴らしいです。あくまでも自分比ですが。
人間のモチベーションとして、まず問題点を解決する方が先、とある本に書いてありました。
たとえば「世界平和」なんてことはあとから考えることで、それよりは自分の日々の問題点やストレスなどを先に解決すべきとのこと。
欲しいものがあるのに無意識のうちに我慢していたり、ほかの刺激で穴埋めしようとしていたり。そういう問題点を解決しようとすることがまず大切だそうです。

難しいですね。上をみて登ろうとするのがよいのか、下をみて満足するのがいいのか。
そのバランスが難しい。
だからときどき振り返り、自分の今いる位置、登ってきた(あるいは下った)という実感を再確認し、また次にどこを目指すのか、それともこのままいるのかを考えたいと思います。
しんどすぎるのも嫌だけど、ごまかすのも嫌。
ほどよく自分の心もいたわりながらも本当の自分の欲求は大切にしたい。
難しいけど。
そして登山はできるだけ楽しんでやりたいな、とも思っています。
かならずしも登山はしんどいとはかぎりません。それは自分の思い込みかもしれない。
自分自身の登山道が開けることを祈って。そして登っていく体力がついてきていることを期待して。また次の景色へと進みましょう。









お気に入りおやつ
最近のお気に入りおやつはフルーツとヨーグルト。
フルーツはバナナや凍らせておいたイチゴなど。それにはちみつをかけます。
スムージー用にイチゴをたくさん凍らせてあるので、それを使って。
市販の冷凍フルーツを使うときもあります。
脳内疲労の回復にはこれくらい食べないとダメです。
あと、おいしいコーヒーもね。
まだ持っていないNespressoは欲しいものリストの上位にあります!
おやつだけが楽しみの日もたまにありますから(涙)。

さてさて今のところですが、連休はそれほど仕事が忙しくなさそう。
今朝のヨガの帰りにとりあえず今日明日とご機嫌で過ごすためのものを買ってきました。
まず、本屋さんで目についた本を5冊ほど。主に大好きなビジネス書関係。
ビジネスのことを考えるのが好きだし、自分のやっている仕事を客観的に見ることもできるから。あと、なぜか統計学の本が目に付くところに置いてあったので買いました。
また読んだら感想をアップしますね。

知的好奇心を満たすものを買った後は、おなかを満たすものを。
今日は夕飯に鯛のカルパッチョを添えましょう。 
マグロ、サーモン、いろいろあったけど、今日は鯛の柵を買いました。
たっぷり作りましょう。
これは白ワインに合いますね。
いつも食べ物はどの飲み物に合うかで判断。
赤ワインが飲みたいときは牛肉って感じです。

ハウス トーストシーズニング ガーリックトーストミックス 24g×5本
これは朝食用。フランスパンに使ってみようかなと。
子どもたちが最近これのカカオ版にはまっているので、違うものを買ってみました。

ハウス トーストシーズニング カカオシュガー31g×5本
こっちがカカオシュガー。便利ですよ。

では、少し早いですが皆様よいGWをお迎えください!




意外と進歩
 
怒涛の1か月が過ぎ、ここ数日穏やかです(つまり仕事が少ない)。常に定常状態の仕事量を求めていたときもあったけど、今は流れに身を任せる気分。忙しくなる時はまた来るのだから今のうちに緩めておきましょう、という感じです。

子どもたちのベッド周りの掃除、シーツの洗濯などをするだけで心晴れ晴れ。家庭訪問があったから庭の雑草も最低限は(涙)むしったので少しスッキリ。
以前にブログに書いたけど、美しい人生を生きたい、というのが私の人生目標。
理想は目に入るものすべてが美しく、すべてのことに自分なりのこだわりを持って暮らしたいなと。
現実は仕事で忙しいと髪を振り乱し、寒いときは機能性重視の防寒着に身を包み、食事はおざなりで、部屋も散らかっているのですけど。
理想のイメージだけは持っているのです。


こんな風に少しだけゆとりのある朝はお気に入りのカップで紅茶を飲みましょう。
これは英国バーレイ社のアジアティックフェザンツのカップ。この色合いが紅茶に合いますよね。
今日はムレスナのブルービードロを淹れました。

ちょっと調べたいことがあったので、受信メールを検索していたら、数年前のトライアル結果のメールを発見。
そこはきちんと添削して点数も出してくれる会社だったので、こわごわそのメールに添付されていた当時の自分のトライアル訳文をもう一度見てみました。
うわー、信じられない。ひどいもんです。なんでこんな訳語を選択しているんだろう。それなりに頑張った感じはあるけど、こなれた感じではないし、まずはいわゆる業界用語がわかっていない。
よくこれで受かったなあ。

こんな風に自分のことを思えるのは今がそれよりは進歩しているということ。やはり仕事に勝る勉強はないですね。
勉強だけをしているときと比べたらなんせ曝露量が全然違う。意識せずとも業界用語に精通してくるものなんですね。
それは例えば学習時代にていねいに課題に取り組んでいる状態とは違うレベルの勉強。多読と熟読の違いと言ったらいいのかな。熟読だけではマスターできないことがあるような気がします。もちろん多読だけでもね。

さあ、それらをふまえ、今日も翻訳道に精進してまいりましょう。




整理整頓
 は〜い、買っちゃいましたよ対訳君Accept英辞郎とICH対訳集、ビジネス技術実用英語大辞典も一緒に。これで昨年度の還付金はちゃら。子どもたち二人が同時入学で何かと物入りなときにこんなものを買うのは私にしては思い切ったことだったけど。リスクもとらなければ得るものはないから(大げさ)。
 最初に翻訳の仕事をやっていた10数年前には、原稿も紙で届く時代。パソコン通信で納品、ということをしているのが走りみたいな感じで。テキストで訳文を作り、Jammingが何かで辞書は串刺し検索するのがお約束。そしてネット検索なんてものはない、という状況でした。どれだけ図書館に通ったかわかりません。
 今や時代はすっかり変わり、テキストにしなくてもワードで何もかもさくさく動くし、電子辞書の種類は豊富だし、何よりネット検索というものがあるから、私は辞書もオンラインの英辞郎(無料の方)を使っていたのです。そして調べものはたいがいネット検索でなんとかなっていました。
 ただ、しばらく仕事をしていて、いろんなサイトをいちいち調べるのが面倒になってきたり、先日述べたとおり訳文の商品性を上げるためには何かを導入する必要があるなと感じていました。
 ほとんど何も持っていない状態だったからとりあえず軸となるものを、という考えで今回の買い物につながったわけです。
 もうひとつTRADOS系の何かが欲しいなとも思っていて、対訳君と同じMCLさんのCheckAlignも同時に購入しようかな、とも思いましたが、TRADOSはもしかしたらクライアントさんから支給される可能性がでてきたので、ちょっとそれを待とうと思っています。
 昨日はとりあえずいろんなインストールを。慣れていないから何かと時間がかかりましたが、難しくはありません。そして、エクセル形式のMedDRAを対訳集にインポート。形が決まっているCIOMSの過去訳も少しインポートしてみました。これは使えそう。GMPの用語集を入れる段階ですんなりいかず、タイムアップ。そのあたりの作業をこれからコツコツやっていくつもりです。
 
 例によって面倒くさい作業なんだけど、整理整頓するのは大事だな、と思って。自分の頭の中は全く信頼していないので、何かシステムに頼ろうと思っています。この順番で見ていけば裏取り完了とか、チェック完了とか。職人技というよりは自分の作業を小さな小さな工場に見立てています。どんなに頭がぼーっとしているときでもマニュアル通りに動けば事故がない、みたいな。なんせ、この年になりますます自分のことは信用していません。技を上げることだけに期待はしていないのです(それが本当は好きなんだけどね)。

 というわけで、使いこなせるかどうかはわからないけど、辞書検索ソフトの意味合いと、過去訳を簡単に見るという目的で導入しました。ICH対訳集は私には必須だと思います。またこれからもレポを続けますね。


 
大切なこと
 仕事として翻訳をやっていると、好きなようにやってハイどうぞ、というような納品の仕方は当然できません。まさにそこが趣味と仕事との違いで、仕事としてやるからには依頼者の望む形に近いものを提供しなければなりません。
 私は翻訳が好きですが、それは趣味の段階の好き。つまり「あ〜、訳したよ。内容も楽しかったし、訳文も練り上げた。うん、なかなかじゃない」なんて段階は楽しいです。ただ、そのあとに仕事としての作業が入ってくる。誤字脱字数値チェック、全角半角や表現の統一などスタイルガイドの遵守、その他もろもろ。要は一見翻訳の能力とは関係がなさそうなところが非常に重要になってくるのです。
 正直面倒くさい作業です。創造性がまるでないような気がします。でもそれがお客様の望まれる形。
 どちらかというと加点法より減点法なのかな、とも思います。キラッと光る素晴らしい訳文がたまにあるけどミスだらけのものよりは、思わずうなるようなほれぼれする訳文がなくてもミスが少ないもの。もちろん最終的には、ミスがまったくなく、恐れ入りましたというような素敵な訳文になるのが理想ですが。
 
高品質の訳文ってなんだろう、と思ったときにその面倒くさい部分は絶対省けないと思います。それを借りにチェック作業と名付けます。チェック作業をやらずに納品してしまうのは最悪。でもチェック前にやっているいわゆる翻訳の作業(ここではメイン作業と呼んでおきます)に時間がとられすぎるとチェック作業の時間がとれない。だからといって内容的に稚拙なもの(つまりメインがめちゃくちゃなもの)はありえない。
いつも私が時間との闘い(というか自分との闘い)になるのはそのあたりなんですよね。

さあて、ではどうするか。高品質の訳文をストレスなく作り出すには。
面倒くさいチェック作業を面倒くさくない形にするというのがまず一つの方法。チェックを自動的にする、というのは理想ですが、そこまでいかなくても自分なりのチェックのスタイルを確立して正確さと速さを追求するのも手かな。また、メインの作業のときにチェックしなくてすむように条件設定しておくというのも手ですよね。最初から完璧なものを打ち込む(いやいや、なるべく「打ち込む」というミスが多発する作業もやめる)。雛型があればそのとおりに入力してしまうなど。
このあたりはパソコンとお友だちになるといいかもしれませんね。
機械は人間と違って絶対ミスがないですから。

そして、メイン作業でも能率を図る。
入力、調査、裏取り、その他もろもろ。
そのあたりもパソコンとお友だちになるといっぱいいいことがあると思います。やってもらえるところはやってもらう、という考え方です。
キーボードやディスプレー、もっといえば座っている椅子などすべての環境づくりも大切と言えば大切。

効率化だけを考えたら仕事の受け方も変わってきますよね。
当然いつものやつをいつものようにやっている方が高品質で高速です。
そして一件あたりの分量も多い方がいいように思います。
まあ、でもロボットじゃないから、いつものやつをいつものようにだと飽きてきたり、たまには違うものも欲しくなったりするでしょう。
そのあたりは個人差があると思います。
仕事に何を求めているのか、ということにもつながりますよね。

いろいろ試行錯誤ですが、今ここで確認しておきたいのが、高品質とは何かということ。案外地道な作業の結果生まれるものなのだということを認識して、地道な作業に手を抜かずそこに焦点を当てて取り組む。その意識がないと、なまじ翻訳が好きなものだから好きなようにやるだけになってしまう。仕事でなければそれでいいのだけど。
地味な作業をこなすことにも覚悟を決めて取り組みましょう。








今一度目標設定
 週末にかけて、少しだけ今後の仕事の進め方についてぼんやり考える時間がとれました。もちろん常日頃目先のことは考えているのですが、最近何に向かって走っているのかわからなくなるときもあって。
 土曜日の朝、完璧な相手ではないけど、一応夫に(ごめんねえ、そちらの時間をとったのに)「ねえ、今年の私の仕事の目標はどこに置いたらいいと思う?」とあくまでも参考意見を求めてみました。
夫の答えはずばり「気持ちよく仕事をすること」。
収入ベースで目標設定すると、フリーの場合すごくしんどくなるし、最低限はクリアしているのだから、自分が心地よいスタイルで仕事(およびその他のこと)ができるようになるのが一番いいのではないか、とのこと。
まあ、恵まれていますよね、そんな目標設定は。

 私の仕事なんだから私だけが考えたらいい、という考え方は我が家にはありません。昔、主婦仲間がパートを始め、自分の稼いだお金だから自分の好きなものを内緒で買った(結構高額商品)というような話を夫にしたところすごく怒っていました。その考え方は違うだろう、と。だったら主たる稼ぎ人である大方の男性は好きに自分の稼ぎを使っていいのか、と。夫が家族のために働いているのだったら妻も同じだと。
少なくとも我が家では夫が好き勝手している感じはありません。そうすると当然私も好き勝手はできないでしょうね。
 
 と言うわけで、得た収入の使い道も含め、いつも家族の中での立ち位置を考えながら仕事のスタイルを決めています。そうでなければ家族でいる意味がありません。制約もあるけど、私はどちらも欲しいという道を選んだ。だから子どものこと、夫のこと(こちらは最低限だけど)をほおっておく、ということはできません。
夫が言った「気持ちよく仕事をすること」というのは、家族全体の利益にかなっていることなんでしょうね。私自身の気持ち優先にはできないです。それは夫も同じなのだから。
だからといって決して仕事をがんばるな、という意味ではないということもわかっています。私の情熱をだれよりもわかっているのはわが夫。子どもたちにも去年は「お母さんは本当は仕事ができる(いやそれは買いかぶりすぎ)し、やりたい(それはその通り)人なのに、お父さんがお願いしてあなたたちのお世話をしてもらっているのだから、それを忘れないように」と言い渡してくれました。「だからあなたたちのお世話にとられる時間が少なくなってきたらお母さんはバンバン働くはずだよ」と軽くプレッシャーもかけられました(汗)。

そんなこんなで、「気持ちよく仕事をする」ことは家族の利益にかない、同時に私が究極求めていたことでもありますよね、実は。
なんのために仕事をしているのか、ということ。
もちろんいろ〜んな要素があるけど、私にしたら趣味の延長(だからといって成果物に手を抜くつもりは全くありません)。いや、趣味だとダメ。仕事だから面白い。なんて言ったらいいのかわからないけど、自分の挑戦。そしてその結果からいろんなものを受け取りたい(もちろんお金もですよ、正直なところ)。
仕事にはめちゃくちゃマジメです。
でもちょっと自分の生き方を俯瞰したときに、そこはそこ。
仕事ではない部分も大切。
それを忘れたらもったいないですね。

というわけで、その大きな目標を忘れず。
そして、仕事をやっていくなかでの目標は「高品質の訳文をストレスなく作り出す」ことに置くと決めています。
そのためにはどうするか。
少しずつですが動き始めました。
これからのレポもよかったらフォローしてください。









久しぶりの飲み会
 昨晩は久しぶりに飲み仲間と飲み会。いつものようにお友だちの心優しき旦那様の送迎で。
近所のZAZA DININGへ。受験がやっと終わって無事に高校生になった子どもたちの話を中心に。大変だったよね〜、あの時期は。また一段親として鍛えられました。

子どもの話が終わったら「ブログ見てるよ。最近仕事に乗ってるね」とお友だちから言葉をもらい。
親しい人には自分の気持ちをオープンに見せているので、「変なヤツって思われるかもしれないけど、寝る前に仕事のスケジュール帳を見るのが至福の時」と私が言ったら「よかったね!」と心から喜んでくれて応援してくれます(お〜い、いつも見てくれているのだからコメントにも何か書いてよ!苦手とか言わずに)。
でこぼこな私。不完全な私。たぶん(としつこく自分では思っている)変わっている私をそのまま受け入れてくれるのがなんともありがたい。
みんなそれぞれに一生懸命自分の人生を生きていてとっても素敵です。
優しさやリラックス感や楽天的なところ(もちろん表面的な部分だけですが)にすごく癒されるし、救われるし、新たな視点をもらえます。
人は一人では生きていけない。みんなが自分みたいなタイプだと困るし、人それぞれの個性こそがこの世を豊かにしている、そう思います。

帰宅後、なんと長女の高校の担任の先生から電話があったとのこと。
あ〜、きっと役員がまだ決まらないのね。
自分からはやる気はないけど、先生が困っていたら引き受けるのでしょうね。
仕事も同じで頼まれたら断れない性格(それでも先週は一件断りましたが)。
仕事もプライベートも同じ感覚でやっています。つまり私流に、自分が世の中(実際は目の前にいる人)に貢献するためにはどうしたらいいのか、ということを考えて。そんなに際立った能力は自分にはないと思っているので、使い勝手のよい人間になりたいと思っています(でも決して安売りしているつもりはないですけど)。

周りの人すべてに誠実な気持ちを持って接していきたい、行動していきたい、そう願っています。