「熱い心でクールな仕事を」がモットーの
メディカル翻訳者の日々の暮らし
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今のうちに
今日は気になっていたリビングのカーテンを洗い、窓やその周りをふいてきれいにしました。
日本のお正月は冬なので、大掃除というものがその前にあって、なんで寒いときに。。。と思いながらやっていた時期もありましたが、本当は季節の良いときに無理なくやっておくのがいいですね。
まあ、普段からきれいなら「大掃除」という掃除はしなくてもよいのですけど。

きれいになった窓とカーテンからは普段よりも光が多く差し込むようで、なんだか明るくなりました。
ついでに(遅くなったけど)ファブリック類を春夏ものから秋冬物に。


こちら春夏バージョン。


こちらが秋冬。
バラ柄やチェックのカバーはローラアシュレイの布で手作りしたもの。









一仕事終えた後はムレスナティーを。
マスカットグレープです。
ムレスナはフルーツフレーバーがおいしいと思います。














会社でライムをもらったから、と昨夜夫がジントニックとジンライムを作りました。
じゃがビー大人味をつまみに乾杯。
私はジントニックを飲みましたが、さわやかでいい感じ。
これを飲みながら野球観戦。
マー君が好きだからという理由でにわか楽天ファンの私(単なるミーハー)と東京生まれ東京育ちで生粋の巨人ファンの夫。
正直、同じ場所で観戦するのは難しいです(笑)(しかし、「かんせん」と打つと「乾癬」次は「感染」となるのはなぜ?)。
「君とは話すことがない」といつも言われます。






話が前後しますが、今日の掃除のBGMはこちら。
奇蹟のカンパネラ /フジコ・ヘミング
奇蹟のカンパネラ

ショパンとリストの曲が入っています。
リストは、自分のピアノ技術のうまさを見せびらかすための曲しか作らないとか、ショパンを意識しているとかの理由であまり好きではないという意見も聞くけど、私は好き。ピュアで繊細で美しい。まっ、弾ける曲はありませんが。。。

フジコさんのように人生の後半が急に輝きだした人を思うと、人生何があるかわからないなあと感じます。人間(動物全般かな)はもともと悲観的にできているから、当然普通の感覚だと年を経るにつれ、何もかもが衰退していくと感じて気分もそれに合わせて「↓」となっていくものでしょう。必死にアンチエイジングするというのは違うなと思うけど、人間ならではの可能性というものは信じたい気分です。なんてったって生殖期を過ぎてからもこんなに長く生きる人間。これには何か意味があるはず。意味がないにしろ、現実的にはそういう存在なのだから、これは工夫してやっていくしかないですね。先人をみても、年を重ねてから花を咲かせ実を結んだ例がたくさんありますから。

熟成されたワインのような、でも時にはフレッシュな果実のような、そんな自分になりたいですね。





 
ニャンとかなる!
猫先生のおすすめ本、「人生はニャンとかなる!」を私も買ってみました。

「人生はニャンとかなる!―明日に幸福をまねく68の方法」
水野敬也・長沼直樹著/文響社


私が気に入ったのはこの二つ。



















なんだかふてぶてしい猫ばかりを選んでしまいましたが、本の中にはキュートな猫がいっぱいです。
思わず「かわいい〜」と声をあげてしまうような。
まずは写真で癒されます。もちろん、写真とセットになった偉人の名言もいいですよ。
例えば上の写真の「一度サボるとクセになる」の裏ページにはこの言葉の由来(孟子のエピソード)があり、関連する名言として「怠慢は魅力的に見えるけど、満足感を与えてくれるのは働くことよ」(アンネ・フランク)というのも載っていて、ふむふむ、となります。

写真は載せませんが、「肩の力を抜こう」というアインシュタインの名言もよかったなあ。その裏面の「精神には休養を与えねばならぬ」(セネカ)というのも心に沁みましたね。先ほどの「一度サボるとクセになる」との兼ね合いが難しいですが(笑)。
ぱらぱらとページをめくって、今の自分にグッとくるものを読むといいかも。写真を見ているだけでも癒され度は大ですが。

書店には元祖の犬版、「人生はワンチャンス!」も置いてありました。それも魅力的だから買おうかなあ。

人生はワンチャンス! ―「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法
水野敬也・長沼直樹著/文響社


最後に名言をおひとつ。
「人生のお楽しみはこれからだ」(レイ・クロック)。

今日も良い日になりますように。
 
書を捨てよ、街へ出よう
本のタイトルではないのです。この本を読んだことはないですし。
本のタイトルだとは知らずに、これは一つのメッセージだとずっと思っていました。

頭の中でいろんなことをグルグル考えて、でも結構それが空回りだったりすると、家の中にいるのが嫌になってくる。
こんなときは外の空気を吸うのが一番。
ちょうど仕事にも少し余裕があるので、ふらふら〜と街をぶらつきました。
といっても駅周りの普段あまり行かないスーパーとか、その程度なんですけどね。
それでもいろいろ発見があるわけです。

書を捨てて街に来たはずなのに、絶対に行くのが書店。
まあ、これは私にとっての栄養源だから許してね。ってことで2冊購入。
立ち読み段階ですでに得ること多し。

100均で来年用のカレンダーを選びレジで並んでいたら、私の前の方も同じようなカレンダーを手に持っていて。二人で顔を見合わせて笑いました。
「これは毎年早く買わないとなくなるんですよね」と私。
「実は去年お友だちに教えてもらったのよ、本当にこのカレンダーいいわね」とその方。
ひとしきりお話しした後、笑顔でお別れ。「会えてよかったわ」とまで言ってもらいました。
このような関西のおばさん会話も街に出てこそですね。
ちなみにそのカレンダーは壁掛け用で数字だけ、書き込み部分ありのシンプルなもの。文字の大きさが何種類かあって、その方は文字大き目を選んだそうです。うちではそのカレンダーを台所にかけて、家族全員の予定を書き込んでいます。
同じようなカレンダーを100均以外で買うとそこそこするのですが、機能的にはほぼ変わりなし。
なので毎年早めに同じようなものを買うようにしています。

書くほどのことではないけど、様々なシーンでいろいろ考えることをもらえます。考えるというよりは見つめなおすということかな。例えばいろんな人がいろんな働き方をしている現場を見て、自分の仕事のことを考えたり。少し客観的に自分を見つめなおすことができるような。

書を捨てることはできないけど、街には出かけましょう。







 
Tradosのコメント
Trados画面でつけたコメントが、エクスポートしたワードファイルに反映されないのが今まで少々手間でした。Trados画面で「表示」→「コメント」を選択すると、コメントが一覧で見られるので、そこからコピーしてワードに貼りつけるという作業をする必要がありました。

ところが、なぜだか昨日エクスポートしたワードファイルにはTradosのコメントが反映されていたのです。
たぶん、あまり記憶にないのだけど、何かアップデートしたような(汗)。。。
Tradosにおいてコメントの作成者の変更の仕方がわからないのが少々難点ですが、まあそれはワード上で少し手を加えればいいだけの話ですから。
とにかく以前と比べたら楽になりました。

それだったら以前Tradosで作った訳文を新たにワードにエクスポートしたらコメントは反映されるのかどうか、やってみましたが、不思議とコメントの枠だけできて中身は空っぽ。
理屈は全然わからないけど、まあ、これからの訳文でうまくいけばそれでいいかと思います。

他力本願かもしれないけど、知らないうちに便利になっているのはいいですね。
 
TradosのWinAlignと対訳君の対訳メモリー
原文と訳文の対訳ファイルが参考資料としてワード形式で支給されたり、ワード形式の自分の過去訳を参考にしたい場合、どうやったらTradosにインポートできるのかなあ、とずっと思っていました。
またまたお恥ずかしいことに、TradosについてくるWinAlignというソフトを初めて開いてみました。
諸先輩方のブログやSDLさんのマニュアルなどを見ながら奮闘するも、結局インポートはできませんでした。というか時間切れ。
ん〜、難しい。Trados2014だと簡単になるのかなあ。

仕方がないから対訳君のメモリーにインポート。そこで一つ失敗。細かい話ですが、例えば同一の対訳ファイルに複数の元ファイルから対訳を入れていきたい場合、エクセル形式のものに追加する形でないと、上書きされてしまって、前に入れた分が消えてしまいます。つまり、テキストタブ区切りのファイルと対訳ファイルが一対一なので、追加したければ、もとのエクセルファイルに追加して、それで上書きしないと、対訳ファイルがどんどん増えて、名前をつけるのも大変なのです。
例えば同一薬剤の定期案件など、どんどん情報が増えていく場合は、もとのエクセルファイルにどんどん加えてその都度インポートする方がいいですね。

ここまでやってからふと気づきましたが、なんでもかんでもTradosメモリーに入れる必要はないです。Tradosは同一案件で同様の表現が多発したり同じような表が何度も出てくる場合には、メモリーが威力を発揮します。でも例えば同一薬剤の論文案件などでは過去の論文と同一の表現が出てくることは少ないので、Tradosメモリーではなかなかマッチしません。そういう案件では同一用語がよく出てくるので、それを対訳君で検索して過去はどう訳していたかをみればよいのです。
ではTradosは不要かというとそうではなく、私は翻訳作業自体は最近ほぼ100%Trados上でやっています。既存のメモリーが入っていなくても十分に価値があるのです。Tradosと対訳君を組み合わせて訳し、それをワードにエクスポートして、ちょこちょこ体裁を整えて完成。見直し作業も一度目はTrados上でやります。

というわけで、無駄なこともいっぱいやりながらの亀のような歩みのTradosと対訳君の体験記、今日のところは以上です。


 
期待しない
「笑っていいとも」が来年3月で終了するらしいですね。
今朝の新聞でタモリさんが「自分にも他人にも期待しない人」と書かれていました。
ああ、なんて楽な生き方なんでしょう。

以前の私は楽な生き方を拒否していました。
正しいことは正しいのだから主張したいし、そういうことから目をそむけていることに嫌悪感を抱いて。
でも、ヨガを習ってから変わりました。
ありのままを認める。
自分を無理に傷つけない。

まず自分です。自分に無理を強いない。本当の奥底の自分の気持ちを大切にする。
例えば本当はイヤなのに義務感からやっていることってたくさんある。
もはやそれが自分の本当の気持ちなのだ、と思ってしまっていることもある。
でも、よくよくほどいていけば。。。
本当の気持ちを素直に見つめると、案外自分はちっぽけで、弱くて、どうしようもなかったりする。
それを認める。それでいいのだと認める。その気持ちを隠さない。
そうしていくうちに、他人のことも許せるようになる。
ああ、だって自分もこんなに不完全なんだから、他人もそうでもしかたない、いやそれをみんなで非難し合うのではなく認め合い支えあおうよ、と。
そんな気持ちになります。

楽になりました。楽しくなりました。自分の気持ちを尊重し始めてから。
いわば心のストレッチ。あくまでも伸びやかに。あくまでも無理せず。あくまでも自分が心地よい範囲で。

「期待しない」という言葉は悪く聞こえるかもしれないけど、執着を手放すということなのかな。
決して希望を持っていないという意味ではないと、私は思っているのですが。

たなぼた、大いに結構。もちろん好きなだけ好きなように努力することはやめないけど。
あくまでもそれは自分がやりたい範囲で。
水の流れのような生き方。それを最近は理想としています。


 
タイミング良く(と思っておきましょう)
3日間とっておいた見直しは、やはり1日で終わりました(笑)。早めに納品したらゆっくりするぞーと思っていた矢先、またもや翻訳の神様のお出まし。
はい、急ぎ案件ですね。
神様はどうしても私を休ませたくないようです。

その流れに逆らわず、喜んで働きましょう。
 
綱引き大会
土曜日に瀬田川の唐橋で綱引き大会なるものが開催されました。
瀬田の唐橋といえば歴史的に有名らしく、「急がば回れ」ということわざは、わが市にある帰帆島から京都に上るにあたり、舟を使うのではなく、唐橋を渡っていくのがよい、という意味だったらしいです。



この橋の上で、東西にわかれて綱を引合うのです。


なんと、モノ好きというか歴史好きなわが夫、東軍として参戦しました。事前に申し込みをして、当日はこの恰好に着替え(参加者は綱武士と呼ばれる)、建部大社までぞろぞろと必勝祈願に行くという一大イベント。
報道の方も多くみられ、橋の上は大賑わい。
3本勝負で結果は引き分け。結構ヘトヘトになっていました。



当日は叶匠寿庵の出店で「勝ち栗大福」なるものを売っていました(写真右)。おいしかったですよ。
地元のケーキ屋さんで「大綱引きろーる」も買いました。

食べ物ネタついでに、昨日作ったレシピ。「じゃがいもとタコ、ブロッコリーのサラダ」。
じゃがいもとタコ、ブロッコリーのサラダ

栗原はるみさんのお料理サイトから。
じゃがいもとブロッコリー、タコをバジルペーストであえるだけ。
これはワインに合いましたよ。おすすめです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

最終納品ファイルに3日間の見直し期間をとりました。内容的にもあまりなじみがないし、もう少しじっくり調べる必要があるからです。週末は少しゆっくりできたので、やる気もまた充満してきました。早くもこの次の依頼はどんな内容かなあと楽しみにしています。



 
ゴールが見えてからの
手持ち案件も終盤にさしかかったところ。ゴールが見えてきました。あと少し。
頭がもうろうとしているので、終わったら何しよう、なんてことを考えるのもしんどくなってくる。
とりあえず、スポーツクラブに行き、サロンでマッサージを受け、爆睡する。
そんなことしか浮かばない。

頭を働かせるのはまず仕事に対して。そうなるとほかのことを考えられなくなります。
そして、できたらスルーしたいこともがんばって考える。あっ、仕事のことです。つまり、もう少し深く考えてみる、調べてみる、確認してみる、そのあたりは手を抜いてはいけない部分。少しでも自分の中でひっかかってしまったら、それを無視することは、仕事ではできない。
そうやって、回らない頭を必死で回していると、仕事以外では放心状態になるのです。

「百里を行くものは九十里を半ばとす」。
最後まで気を引き締めていきましょう。

 
生きているから
*************
ぼくらはみんな 生きている
生きているから 歌うんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから かなしいんだ
*************

この歌詞がアンパンマンの作者である
やなせたかしさんのものだったとは知りませんでした。

そういえば、アンパンマンのテーマソングはこうでした。

*************
そうだ
うれしいんだ
生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも
*************

この二つの歌詞は似ていますね。
どちらにも軽く違和感を覚えたと思うのですよ、最初に聞いた時には。
子どもの歌になんで”かなしみ”をもりこむ?と。
でも、これはやなせさんからのメッセージだったのですね。

アンパンマンのテーマソングはこう続きます。

*************

何のために生まれて何をして生きるのか
答えられないなんて
そんなのは嫌だ

今を生きることで
熱いこころ燃える
だから君はいくんだほほえんで
*************

この部分は大好きですね、私みたいな人間はもちろん。
でも、その前に「生きていくのはかなしい」という前提がある。
そのとおりだと思います。それはわかっています。十分に感じています。
だから、「ほほえんでいく」のですね。

子どもたちが大変お世話になったアンパンマン。
特に長女は大好きで、人見知りでいつも私の抱っこをせがんでいた彼女が、アンパンマンをエキスポランドで見たときは私から離れて走っていった。自転車もアンパンマンの顔がバ〜ンと前についているものにして。あの自転車は社宅で一世を風靡したなあ。どれだけ子どもたちに人気だったか。

昔のあれこれをなつかしく思い返しながら、やなせさんからのメッセージに思いを馳せました。
やなせさん、ありがとうございました。