昨夜は7時半頃、コーディネーターさんから今年最後の電話。年明け案件の予約でした。
すでに抱えている年明け納品2件が終わったらちょっと休みましょ、と思っていましたがそうはいかず。
でも、仕事の依頼はうれしいものです。
世間は昨日が仕事納め。うちの家族も会社、部活、塾が全部昨夜で終わり、今日からが冬休み。
夫も私も本当は仕事がしたいけど(夫にも年明け締め切りのものがあるようです)、「仕事は用事の合間にする」との取り決めがなされ、おおっぴらに机に向かうわけにはいかなそうです。夫に「会社からの帰りが遅い」とか「仕事人間だから困る」なんて言っている奥様もいるのでしょうけど、私はどちらかというとそう言われる夫のほうの気分。本当は仕事したくてたまらないのに、家の用事もしなくちゃいけない。私は男に生まれていたら間違いなく仕事一筋だったでしょうね。願わくばそんな男を支えてくれる良き伴侶に恵まれて(自分はそれには絶対なれない)。
というわけで年末は忙しくなりそうなので、とりあえずここで1年を締めくくりたいと思います。
激変、という言葉はこういうときに使うのでしょうか。今年1年で様々な変化がありました。今までの自分から脱皮したと思える年でした。「変化」に自ら飛び込んでいった年。仕事を生活の中心におき、今までの価値観をあえてまっさらにしてから新たな価値観で様々なことを見ようと心がけました。時間の使い方、お金の使い方、人との付き合い方、すべてを今までどおりの惰性ではなく、本当は自分はどうしたいのだ、と常に問いかけて、苦しくても新たな道に進んできた1年間とも言えそうです。
「捨てなければ得ることはできない」「何かにFocusするということは、Focusしないことを決めること」。それらの言葉を伴に、「絶対に本当になりたい自分になる」と心を強く持って臨んだのです。
その結果、すがすがしい気持ちになって、自分に素直に正直に生きる、ということがやっとできるようになりました。毎日が楽しいです。もちろん苦しみもあるのですけど、納得のうえでの苦しみです。苦しすぎたら本当の気持ちをもう一度見つめなおして。
具体的には年収はほぼ倍になり、ほぼ毎日机に向かい、必要な仕事道具は買い揃え、気持よく仕事をするためにオフタイムには自分をもてなす生活になりました。まだまだ理想どおりではありませんが、その方向には向かっています。
こんな私になれたのは、なんといっても素敵な先輩から直にお話を聞くことができたことが一番大きいでしょう。また、仲間にも恵まれ、フリーランスの仕事をやっているのにつながりを感じることができて、孤独を感じることもなく、仕事をすることができました。世間一般の主婦および母とはかけ離れた私の価値観も、このブログを読んでくださる方々には受け入れていただいているのかな、と思うとそれもうれしいです。良き妻、良き母である前に、私は仕事で社会から認められたい。やっとその思いを出すことができるようになってきました。
自分中心でものごとを考えるようになると、人のことはあまり気になりません。子どものこと、もちろん大切に思っていますが、干渉は控えています、というよりは自分のことを考えるのに精一杯で人の人生にとやかく言っている暇がない、という感じです。他人となると、もっとそうです。わかってくれる人とは話をしたいし、気持ちを共有したいけど、それ以外の人がどう思っていてもそんなに気にならない。そして人と比べることもない。もちろん向上心がないこととは違って。人と比べる前に自分がどうしたいか。自分の人生のオールは自分が握る。当たり前ですけど。例えばどんな仕事をしたいか、どんな生活がしたいか、などなどは人に聞いてわかるものではないです。人に教えてもらうものではないです。人に導いてもらうものではないです。人と比べてわかるものではないです。答えは全部自分の中にあるのだから。
また力が入ってきたのでこのあたりでとどめておこうと思います。熱い思いは一流の人が語れば納得されるのでしょうけど、実力がない段階では笑われることが多いです。笑われてもいいし、変人扱いされても構いません。もちろんわかってくれる方がいればうれしいですし、そういう方はいると思います、同類のね。
ピンとこない方は、こんな人もいるのだと軽く読み飛ばしておいてください。
来年もこの1年での変化をさらに進めて、またひとつ「なりたい自分」に近づきたいと思います。
本ブログを読んでくださって、本当にありがとうございました。
来年もぜひいらしてくださいね。