「熱い心でクールな仕事を」がモットーの
メディカル翻訳者の日々の暮らし
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お気に入りいろいろ
こんな季節でもけなげにつぼみをつけていました。アイスバーグは純白のバラだと思っていましたが、季節によって色が変わるのですね。
なんてニュアンスのある色なんでしょう。私の大好きな「赤ちゃんのほっぺ色」。バラの色の中で一番好きな色です。

 


好きといえば、前から欲しかった辻井伸行さんのCDを買いました。
『月の光 ~ 辻井伸行 plays ドビュッシー』
月の光 ~ 辻井伸行 plays ドビュッシー


ダイヤモンドダストのような一音一音のきらめき。メロディーはまるで語りかけるよう。
これもお気に入りのCDになりそうです。
BOSEの
CDプレーヤーにCDチェンジャーをつけたいなあ。そして、辻井さんのCDを4枚入れて、シャッフル再生したいなあ。でも仕事中は音楽を聴かないので、なかなか4枚分聴けないでしょうけど。

BOSE Wave music system III
☆お気に入りのBOSE。もう一台ほしい。



今日はローズウッドのエッセンシャルオイルをストーブのスチーム吹き出し口に垂らしてみました。
スパイシーな香りでスッキリします。
お香・アロマオイル・キャンドルのお店 tayuta


お気に入りで心が満たされ、仕事もはかどりそうです。



わくわくする気持ち

ここ数日、自分の中で何かがカチッとはまってすごく気分がいいです。

きっかけとなったのはこの本。

『まんがでわかる7つの習慣 』/ フランクリン・コヴィー・ジャパン /宝島社


先日書店の話題書コーナーで見つけて、軽い気持ちで買いました。

「7つの習慣」の本の方はまだ読んでいませんが、まんがだけでもかなりエッセンスが得られました。
とりわけビビッときたのが、「迷ったときは『原則』に立ち返って選択する」という項。
例えばまんがに出てくるバーのオーナー。バーを開いた目的が「お客さんに笑顔で楽しんでもらう」ということなので、ブレることがないのです。いろんなお店を見て勉強はするけど、いいところを取り入れようと思って目移りしたり混乱したりするときは、「原点に立ち返る」とのこと。どうして自分がバーテンダーを目指したのか。バーを開こうと思った時に決意したものは何だったのか。それを明確に意識することで、ブレることなく、たくさんの選択肢に迷うこともなくなるそうです。
うれしかったのは目的が「お客さんに笑顔で楽しんでもらう」ことだったということ。その日その日の売上などに一喜一憂はしないのですね。

そう。私がこの仕事をやっている目的も本当に個人的な自分自身の気持ち。自分の力を発揮して社会に貢献したいということ。様々な刺激により、ブレそうになることもあるけど、やっぱりそう。その気持を自分の軸におけば、迷うことはないですね。
売上を度外視しているつもりはありません。それは自分への評価であり自分の能力のある意味では証でもあるから。でもそれが目的ではないのです。
うまく言えないし、わかってくれる人は少ないだろうし、贅沢な考え方なのかもしれないけど。

このまんがで気持ちがスッキリしたところに、ちょうど取引先のコーディネーターさんが業界誌で語っていたコメントを目にしました。
「翻訳者さんと共に、質の高い翻訳をお客様に提供していきたい」。
いつもお世話になっているコーディネーターさん、以前も「翻訳でお客様に貢献し、ひいては社会にも貢献したい」と語ってくださり、その時も本当に感動して、少しでも力になりたいと思いました。
そのような思いを共有しながら仕事ができる。なんて素敵なことでしょう。

そして、STAP細胞の発表がありましたね。
「数十年後、百年後の人類の未来に貢献したい」と語っておられた研究者さん。
実際に手を動かす(つまり実験をする)ことは私はもうないけど、そのような科学の発展に末端でもいいから携わって力を尽くしたい。そう思っているのです。

それならば、遺伝子治療という最先端の技術に取り組んでいる夫を妻としてサポートするのが一番の貢献なのかな、なんて一瞬考えたりもしましたが、もう少し、もう少しだけ、直接的に関わりたい。
私がはめられる世の中のジグソーパズルの1ピース。与えられたその役割をきっちりと果たしたい。
やっぱり仕事が好き。仕事をやりたい。そしてその仕事をやれる今、本当に幸せだなあと思います。

満足
 税理士の先生に青色申告記帳指導に来ていただきました。3回目です。
通帳からの打ち込みとレシートからの打ち込みがほぼ終わったので、来月に来ていただいた時にはもう申告できるそうです。

去年の経費、なんと収入のほぼ半分の額でした。はい、私の場合はもうこの時点で、青色申告すれば所得税が全額還付されます。
いやあ、使ったなあ。でもそう言えば一昨年も経費が収入の約半分だったような。
おお、すごい発見(大げさ)。

経費の合計額を見た時、一瞬ビックリしましたが、満足しています。つまりそうやってお金を使えたことに。
お金の「吸って吐いて」がうまくいっているような気がします。収入の半分は次への投資や種まきに使っていることになるのかな。もちろんお金さえかければそれでよいということではないけれど。

ああ、こんなふうに仕事をやっていければうれしい。そしてお金だけでなく、時間もバランスをとりたい、というのが今年の願いです。つまり、オンオフともに充実させるということ。ゆっくり休憩の時間も大切。突っ走ってばかりでは続かないし、満足できないと思うから。

税理士の先生とはいつも雑談がはずみます。コーヒー好きの先生にネスプレッソでおもてなしをしたら、大変喜んでくださいました。先生へのプチ情報として、国民年金保険料2年前納制度、グーグル日本語入力、24インチワイドモニターなどを話題にしましたが、そのいずれにも興味を持っていただいたので、よかった。異業種でもいろいろと情報交換できるものです。

しかし、「レシート入力、やり始めたら楽しいでしょ?」という先生の感覚には同意しかねます。翻訳の仕事をしているほうがずっと楽しい。そう、だから人それぞれ、得意分野を活かして仕事していけたらいいですね。

ヘルシーでおいしい!
 鶏の胸肉ってあまり料理に使ったことがなかったのだけど、スーパーで会ったお友だちがカゴに入れているのを見て、つられ買いをしてしまいました。

さて、何を作ろうかと、クックパッドで検索したレシピ。
http://cookpad.com/recipe/2399725

「鶏胸肉の照り焼き」。簡単でおいしかったですよ。
ぱさつきもなく、柔らかく仕上がりました。お弁当にもちょうどいいです。

ヘルシーでお財布にも優しい胸肉、これからちょこちょこ献立に取り入れていきたいです。




一息入れる
 最近自分の仕事でちょっとしたミスをしたり、チェック案件で他の方のミスを見る機会が多くありました。
不思議なことに他人のミスは見つけやすいのですね。
ありえない数値ミス、訳抜け、単位ミス。でもその翻訳者さんの気持ちはわかるのですよ。良い訳を作りたいという気持ちが先にたって、足元がすくわれる。
「人の振り見て我が振り直せ」が本当にあてはまるから、どうすればそのようなミスが防げるのか考えてみました。

一息入れる、ということ。
突っ走った気分のまま納品してしまうと、往々にしてミスがあることに気づかない。
どんなときも一息入れる。納品までに時間があるなら尚さら、少し間をおく。

実はヨガでもポーズとポーズの間に一息いれることがよくあるのです。
一呼吸するだけのちょっとしたリセット。それが大事なのかな。

テンパってしまう気持ちに一息入れる。
すぐに反応しない。
落ち着く、落ち着く。
なんて、すごく子どもじみているけど。

一息いれるのにそれほど時間はかからないのだから、とりあえず少し間をとって。

翻訳作業の進め方も人それぞれだと思います。とにかく最初の一文から打ち込んでいく方が気が楽、という意見もあれば、全体的な内容を十分に把握してから初めてキーボードを叩き始めるというやり方も。
まだ試行錯誤ですが、私は今の仕事をやるうえでは後者、つまり下準備を十分に整えてから打ち込み作業に入るというやり方を今後は取っていきたいな、と思っています。
落ち着いた気持ちですべてを把握したうえで作業することが、効率的にも品質的にも良い結果を生むような気がします。焦らず深呼吸しながらね。
OCRソフト使用レポート

OCRソフトの「読取革命」、早速仕事で使っています。
ハイパーチェッカーという画面で、元の画像と認識後のテキストを並べて比較できるのが便利です。

 
緑の行が認識後のテキスト。あやしい箇所がグレーになっています。
ここで修正作業をやってしまってからエクスポートすれば楽!

便利な道具を取り入れると、すごく快適です。
でも、最後のチェックはやはり入念に。最近心がけていることです。
デジタルとアナログ、両方の視点から見ていきたいですね。



唐橋焼とパンケーキ
夫婦でお酒、コーヒーはよく飲んでいるのですが、最近お茶を飲む機会も増えました。
家に唐橋焼の湯のみが1つあったので、もう1つ買ってペアにしました。



 

tamayu-b5.JPG


側面にえくぼがあって、そこに親指をあてると持ちやすいのです。
ふくろうの絵も縁起がよいですね。

日曜日に、この湯のみを買いに大津港まで。
ついでに寄ったお店がここ。

旧大津公会堂の
ハワイアンキッチンズ

パンケーキが目玉の人気店。
生クリームが大好きな次女のリクエストで行ってきました。
写真ではわかりにくいけど、すごいボリューム!
パンケーキ2枚重ねにフルーツや生クリームがたっぷり(右)。
左のパンケーキはヨーグルトソースです。
パンケーキの生地はあっさりしていました。

店内はハワイの雰囲気いっぱいです。
ハワイにはこれまで2回行っていますが、また行きたいなあ。
特に寒い季節はそう思います。

飽き性の私はそろそろ冬に飽きてきました。
早く春になってほしいです。





師匠とのおでかけ@大阪
 土曜日は師匠と大阪までおでかけ。お目当ての大型書店攻めの前後にランチやお茶して楽しみました。

グランフロントのMUJI。身体にやさしいお惣菜がGood!


ヒルトンのカフェ・ド・グレースでお茶。いちごの季節になりましたね。


さて、お目当ての
MARUZEN&ジュンク堂書店

医学書院のフェアをやっっています。

フェアの棚には欲しいものがなかったけど、
全体的にさすがの品揃えとゆったりしたフロアの造り。
「この本屋の隣に住みたい」と、つぶやく二人でした。



臨床試験ハンドブック―デザインと統計解析
まだ買っていませんが、やはりこれは「神」ですね。


話題のこの本ももちろんありましたよ。
長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい (健康プレミアムシリーズ)



昔図書館のそばに住むのが夢で、実はその夢はかなったのですけど、最近図書館にあまり行っていません。
文字の海、文章の森で常に感覚を研ぎ澄ませるかのごとく仕事をしていると、その世界から離れて休憩したくなるのですよね。この感覚は師匠にもあるようですので翻訳者共通なのでしょうか。
大好きな世界。でもそれを仕事にしてしまったら余暇では離れたいときもあるのです。
仕事を始めて間もない頃は特にそれを感じました。もう1文も読みたくな〜い、と。
逆に少し余力のあるときはすぐに活字を求めてしまうから不思議ですね。
この世から本というものが、文章というものがなくなってしまったら、なんて味気ない世界になることでしょう。
どっぷりとつかれる時間を楽しみながら仕事をしたいと思います。









OCR成功
OCRソフト、読取革命の体験版を試しているのですが、うまくいかないと思っていたPDFファイルの読み取りが少し条件を変えるとうまくいきました。

e-Typistではどうやってもうまくいかなかったのだけど、読取革命では英文認識モードにするだけでほぼバッチリ(英文認識にせずに取り込んでいた時はダメでした[当たり前かな])。さらにテキスト形式で転送するとその後非常に使いやすいです。



 
パナソニック 読取革命Ver.15 製品版



ところで、Tradosで取り込んだ原稿の数字がなぜか元原稿と違っていたという怪奇現象が起こりました。
2013のはずが2073になっているのです。
元原稿をもう一度取り込んでみたら今度は正しく反映されていました。
まったく不思議です。
Tradosも信用しすぎてはダメですね。機械のすることでもチェックは必要ですね。
まさかのミスを防ぐためには自分と機械を信用しすぎないことが大切だなと思いました。

良いと思います!
 昨年から携わっていた通信教育の新講座がついに発表になりました。
その名も「
メディカルベーシックコース」。従来の翻訳講座とは異なり、知識の習得に重点が置かれています。

これはお勧めです!初学者にはもちろんですが、むしろすでに仕事を始めているけど、メディカルの知識をさらに深めたい方に特にお勧めです。

「治験・薬事法」「統計解析」「遺伝子・がん」という重要テーマに焦点をあて、その分野について全く知識がない状態からでも実際の仕事レベルで必要な知識が習得できるようなカリキュラムになっています。仕事を始めてからのバイブル的存在にもなり得ると思います。

このような知識の習得はもちろんインターネットで調べたり、書籍で勉強するなどしてもできるのでしょうが、体系的にまとまったものというのはなかなかありません。
もちろん書籍を買い集めるよりは費用がかかるのかもしれませんが、書籍を買い集める手間を考えると安いものではないかと思います。


まだやったことがないけどメディカル分野に興味のある方には、他の2講座(先日日英講座が開講され3講座になりました)もお勧めします。きちんと取り組めば必ず効果があります。長年携わってきた私はそのように実感しています。

ブラッシュアップの1つの選択肢としてぜひご検討くださいね。