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「熱い心でクールな仕事を」がモットーの
メディカル翻訳者の日々の暮らし |
タイトなスケジュールの中、断れない急ぎ案件を2件受注。1つは前日に納品したものの続報。もう1つは訳者指名案件。
断れないのではなく、断りたくない案件。そことはWin-Winの関係があると思っているから。
一方、最近Win-Winの関係ではないなあと思う、つまり仕事をやりながら愚痴っぽくなってしまう取引先2社に対しては条件交渉を行った。
もちろん、そことは今後の取引がなくなっても構わないという覚悟のもとでである。
何が悪いというのではない。自分のレベルが上がったということだ(自分比で)。
以前私がそうだったように、そのような条件でもやりたいと思う人が他にもいるだろう。
そういう人と取引するのが先方にとってもWin-Winの関係になろう。
仕事をいわゆる「主婦の小遣い稼ぎ」でやっているつもりは全然ない。
勉強させてもらっているのだからこんなもんで、という気持ちもない。
それだけ真摯に仕事に取り組んでいるつもりだ。かけがえのない自分の時間を差し出して。
さあ、今日も「一文入魂」で行きましょう!
降りてきた訳文の見直し作業。なかなか楽しいです。
もちろん、まだまだ上があると思いますが、「お〜、こんな長文をよくうまくまとめたなあ」なんてことを、自分に言ってやりたい感じ。 まあ、単なる自己満足なんですけどね。
技術文書にも機能美を求めて、職人のように仕事をしていきたい。
黒子なんだけど、黒子なりの美学を持って。
さて、仕事として求められる最低限のことがクリアできているかどうか、そこもしっかりとチェックしましょう。
昨日は久しぶりにアウトレットで買い物。
春物数点とエアロビクスシューズなど。
お天気も良く、やわらかな光に春の兆しを感じました。
週末、少しでも外に出ると気分転換になりますね。
抱えている仕事があると、どうしてもそちらが気になってなかなか気分転換できないのが今の悩み。
もっと自信がつけば、「今は休んでも大丈夫」と思えるのでしょうけど。
あともう一息、頑張りましょう。
昨日は朝から清々しい涙を流しました。浅田選手の泣ける演技に、彼女の4年間の思いすべてを見た気がしました。
その後、先週急ぎの仕事があったのでキャンセルした美容院へ。またキャンセルしたところで次にいつ行けるかわからないので、行ってきました。
どんな風にするかいつもの美容師さんと相談。
「最近(「細菌」と出る、もうイヤ〜)この髪型オーダーされる方多いんですよ」と提案されたのが、某女性ファッション誌のカバーモデルさんの髪型。
その女性ファッション誌は40代対象で、カバーモデルさんは土曜日の朝の情報番組でも見かける方。
「じゃあ、まあ、それで」とオーダーし、出来上がった髪型はきっとそのモデルさんどおり。
でもねえ、鏡に写った姿はあたりまえだけど全くの別人。
もう、笑っちゃった〜。
あたりまえなんだけどね。顔が違うんだから。
でも、「ここまで違うんだ〜」とおかしかったです。
そういえば、その髪型をオーダーしている人が多いっていうのに、あっ、真似している、なんて思う方に会ったことがない。
きっと私もそう見られるでしょう。
でも、自分としてはそれなりに気に入っていますよ。お目にかかることがあれば「ふ〜ん」と確かめてみてくださいね。
ここ1週間休みなしで仕事。オリンピック観戦もあるから寝不足気味。昨日は娘の塾の面談とやらもあったし、スケジュール的になかなか気持ちが休まるときがありません。
そんな中での訳出作業。なぜか「筆が進む」状態。実際にはタイピングが進むということだけど。
目から英文が塊で入って、いったん脳を通ってから指先に日本語が出力される感じ。なんていったらいいのか、これは間違いなく翻訳だなあと思えるのです。英文和訳ではなく。
疲れていると、わかりにくい日本語に対して自分自身のセンサーが拒絶反応を示すのですね。だからおのずとその英文を一番簡潔かつ明快に表す日本語が出てくる。それ以外の直訳的なわかりにくい日本語が頭から出てこない。
すいすい進むことがよいとは限らないから、見直しは徹底的にやろうとは思いますが、なんだか何かが降りてきている感覚があるのです。自己満足かもしれないけど。
考えすぎずに感覚的に進めるということも良いことなのかもしれません。もちろん創作にはならないようにして。
絶妙なバランスの翻訳、目指していきたいです。
昨夜、裏日記を読み返してみました。
裏日記というのは、たまに書く自分だけの日記。数年前より「夢実現手帳」みたいなものを作っていて、そのノートに今ほしいものとかしたいこととか目標とかを書き込んではたまに見返す、ということをやってきました。裏日記はそのノートの最後のページからその時の思いをありのままに書いたもの。4年くらい前から始まっています。
読み返してみて、今では当たり前になった自分の価値観や考え方、行動の取り方が数年前は違っていて、意図して自分を変えてきたことが客観的にみてとれました。
自分の本当の気持ちには蓋をして、上っ面だけで生きてきた時間が長かったような気がします。
数年前、非常に苦しいときがあり、そのときに自分は変わりました。
ああ、なんてつらかったのだろう、なんてがんばっていたのだろう。弱音も吐かずに、泣き言も言わずに。だから人の弱さも許せなかった。
特にこういうことがあったから立ち直れたというわけではなく、深く深く自分を見つめ、優しく寄り添うことで、ゼロの立ち位置に戻れた感じでした。もちろんありのままの自分を受け止めてくれた周りの人たちがいたからこそ、自分でまた立つことができたと思います。
その時まではいろんなことに無理をしていたし、本当にしたいことではないことも「したいことなんだ」と思い込んでやっていました。もちろん無意識に。
でもそれは本当にハッピーな状態ではないのですよね。
生きていれば選択の連続です。瞬間瞬間、何かを決めながら動いている。その判断基準に「自分の本当の気持ち」というのを置くようにしてから人生がナチュラルです。
つい最近パパっと自分の中で決めて動いたことが2つあったのですが、以前なら別の判断基準を持ちだして違う行動をとっていたかもしれません。裏日記に書かれた過去の自分をみると、きっと昔の自分ならそういうふうには判断できなかった、動けなかっただろうなと思います。
ああ、本当に変わりました。もうこれが当たり前になっているのですけどね。
人生の半分をそのように不自然な状態で生きてきたから、ちょっとリハビリ期間でもあり、まだ痛みを引きずっているところもあります。とはいえ、前半戦が最悪だったかといえば、そんなことはありません。よいこともいっぱいあり、今につながることもいっぱいありました。
過去の自分と向き合うと、不思議な感覚にとらわれました。いつも前に前に進もうとしているけど、過去からみればかなり前に進んでいるような気がします。
ソチ五輪を見るにつれ、何が幸せなんだろう、何がモチベーションになるのだろう、そういうことを考えます。
自分の本当の気持ちに素直に生きたい。そう思います。
またまたTradosで怪奇現象発生。
パワーポイント案件をTrados上で訳し、パワーポイントに戻したら、一文がまるまる抜けていました。
以前ワード上で「2013」だったものがTrados上では「2073」になっていたことがあって、それ以来信頼できなくなり、見直しは必ず原稿と訳文のプリントアウトを突き合わせるようにしています。
今回も、そうやって見直したから事なきを得ましたが(汗)。
Tradosでの作業が好きだし、メモリーが威力を発揮してかなり効率が上がるときもあり、手放せない存在(翻訳作業のほとんどをTrados上でやっています)なのだけど、もっと良いのはないかしら。わからないことがあっても、すぐに解決しないしねえ。
一方、OCRソフトの「読取革命」は気に入っています。使いやすいしわかりやすい。
そんなCATツールがあればいいなと切に願います。
気が付くとブログの更新をせぬまま1週間がたっていました。
先週はなんだかバタバタしていたのですよね。祝日も入りましたし。
バレンタイン週間(?)だから、子どもたちの友チョコ作りに付き合ったりして。
キッチンの水道関係のトラブル処理や、高校が休みの長女とのランチ、確定申告作成などに時間が取られていました。
雪が降ると、自分自身は家でできる仕事だから支障がないのですが、家族は外に行かなければならないわけで、車での送迎なども必要です。
そんな一週間を過ごして、なんだか新鮮な気持ちになりました。
たぶん仕事が駆け出し状態の昨年までは、そのような用事はなるべくしたくない、という気持ちが強くて、仕事だけしたくてたまらなかったと思います。
今ももちろんそうなのだけど、現実を見ると、私の仕事は翻訳の仕事だけではないようで。
成長したからそれほど手がかからないとはいえ、やはり子ども関係の用事は今もあります。夫はかなり手がかからない人だとは思いますが、それでもある程度のお世話はしているわけです。毎日の料理、洗濯を含めた家族のお世話が、実はトッププライオリティなのかもしれません。
逃げたくて逃げたくて仕方がなかったけど、それらの仕事は大切な仕事なんだなと思えるようになりました。家族ひとり一人が私にとってはかけがえのない存在だし。
仕事と家のこと。どちらも大切だなあと感じます。2つの時間軸があって、その両方をうまくまわしていきたい。そうは思いたくなくて抵抗していたけど、「高校生と中学生の娘のお母さん」というのが現実的には自分を一番表しているのかもしれません。いやいや私は〇〇歳の女性で、翻訳の仕事をやっていて、そのキャリアは○年で、こんなことが好きで…なんてことだけに焦点を合わせたかったのだけど。
娘たちとチョコを作っているのが楽しいというのも私。自分の仕事の都合は後回しにして、家族を優先させるのも私。
それはそれで自分にとって大切なこと。
そして、出来る範囲で仕事にも真摯に取り組む。
そういうスタンスの自分を認めたいと思います。
ハイアット・リージェンシー京都にあるリラクゼーションスペース、RIRAKUに行ってきました。まるで迷路のような通路の奥に、隠れ家のようなサロンが現れます。
師匠はいつも鍼灸を受けていられるのですが、私は鍼が怖いのでアロママッサージにしました。
まず、足浴。京都らしくひのきの樽に日本酒を入れたお湯に浸かります。日本らしい雰囲気満載で、さすが京都。他では味わえない独特の雰囲気です。
アロマオイルはちどりやオリジナルのブレンド3種から選びます。幸福感をもたらすゼラニウムベースのオイルを選択。
アロママッサージは久しぶりでしたが、本当に気持ちが良かったです。極楽の90分はあっという間に終わりました。
ミストサウナやカフェコーナーでもリラックスできます。おもてなしをいっぱい受けた気分になりました。
RIRAKUで身体がゆるみ、血の巡りもよくなったところで、ランチ。
同ホテル内にあるイタリアンレストラン、トラットリア セッテで。
ワイン一杯で収めるつもりが、その後スパークリングワインも注文。
この日はピッツアのサービスもあり、お腹いっぱいに。
またまた師匠にご馳走していただきました。
こんな贅沢な1日を過ごすと、また仕事がんばろうと思えます。
師匠のように毎月通えるようになることが当面の(究極の)目標です。