「熱い心でクールな仕事を」がモットーの
メディカル翻訳者の日々の暮らし
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RIRAKUでリラックス
京都のハイアットリージェンシーのスパ、RIRAKUがスパとランチのお得なセットを打ち出したと師匠からお聞きし、早速お友だちと出かけてきました。

まずはホテルのレストランでランチ。

野菜中心のヘルシーメニューでした。外国人向けなのか、ちょっと大味?


スパではアロママッサージをチョイス。極楽の60分です。
セラピストさんに、右肩が固まっているとまた指摘されました。
どうしてもその場所が凝ってしまうようです。
「神様は女性を忍耐強く創られたから、つい我慢してしまうのですよ」とセラピストさんに言われましたが、その通りかもしれませんね。知らず知らずのうちにたまった疲れを流すことはとっても大切だと思いました。

友人との素敵な時間を過ごしたツケは次の日にまわってきます。
昨日の作業時間は12時間でした。

ありがたいことに次から次へと仕事の依頼があり、8月も予定が埋まりつつあります。
最近は希望納期をあらかじめ聞かれることが多いのですが、私の性格を考慮して、自分が1日にやれる(やりたい)と思う分量の7割くらいで交渉するようにしています。無理は続かないし、品質が落ちるのはNG。もし余裕があれば別の依頼を引き受ければいいだけの話ですから。

先日師匠とお話していて、「あなたは(プロ翻訳者への道を)2年くらいショートカットしているわよ」と言われましたが、もしそうだとしたら、師匠を始めとした自分が憧れる人からの直接的・間接的アドバイスを素直に聞いて実行したことが奏効したのでしょう。
感謝の気持ちでいっぱいです。


暑い夏に負けないくらいの熱い心で、でもクールな頭脳で仕事をしていきたいです。


 
暑さを忘れて
お気に入りになりかけていた近所の珈琲店。
いったん閉店したけど、昨日抹茶喫茶に変わってオープン。
早速師匠と行ってみました。


店内の雰囲気はほぼそのまま。


こだわりのかき氷はちょうどよいボリューム。


しばし暑さを忘れさせてくれる景観です。

こんな仕事部屋が欲しいねとつぶやいた二人でした。



家に帰ると2階の温度が35℃になっていました!
暑さには十分に気を付けましょうね。





 
でもうれしい
新聞に、拡張型心筋症の子どもへの「細胞シート」の移植が成功したという記事があった。
本人もご家族も喜んでおられた。
この成功の一部分にも、もしかしたら翻訳という仕事がからんでいたかもしれないと想像する。
この技術に関する仕事はしたことがないが、いつも新たな技術、新たな製品開発に自分もほんの一部だが携わっているという自負があるのだ。

結局、単なる仕事(お金稼ぎ)でしょ。
医者じゃないし、医療従事者ではないんだから。
研究者の苦労はそんなもんじゃない。

外野にはいろんな声があるのはわかっている。

でも、でも。

新たな治療法が開発されて、それで喜ぶ人がいることがうれしい。
ほんのちょっぴりでしかないけど、それをサポートしているのがうれしい。

ああ、素晴らしい。

自分はそう思っています。


 
仕事の合間に
納品の合間を縫って、師匠と京都の美術館巡りをしました。
京都市美術館で「バルテュス展」を観てから、細見美術館で「デミタス」のコレクションを。


陶磁器に出会うVII デミタス コスモス 宝石のきらめき★カップ&ソーサー 京都 細見美術館

バルテュスが描く日本人像は、外国人ならではの日本のイメージを表していて、おそらく自分たち(日本人)では気づかない自分たちの特徴、長所が描かれているのだと思いました。ただ、そのイメージは実際に自分たちが感じているものとはかけ離れているような気がしました。でも、きっとそれが欧米人から見た日本のイメージなんでしょうね。

逆にデミタスのコレクションは日本人の夫妻が主にヨーロッパの陶器を集めたもので、なんとなく我々の西洋への憧れが形になっているような気がしました。それも向こうからしたら「こういうのじゃないんだけど」と思われるものなのかもしれません。

どうでしょう、日本人というのはいまだに西洋への憧れが強いのでしょうか。英語教師のお友だちの話では、今の子どもたちは昔ほど欧米への憧れが強くないそうです。確かにもう日本で十分な部分も多いかも。
私自身は翻訳文学で育って、欧米への強い憧れを抱いていましたし、その流れで結局こういう仕事をしているような気がします。


☆伊右衛門サロンでのランチと京はやしやのかき氷。




土曜日は大学時代の教授が「みどりの学術賞」という賞を受賞したので、その記念講演とパーティーに出席しました。


先生を取り囲んでの昔の面々との再会はとにかく楽しく、とにかくエネルギッシュでした。
3次会のカラオケで中座するのが惜しかったけど、田舎住まいだから仕方ありません。
講演は大学の講堂で行われたのですが、久しぶりに足を踏み入れたキャンパスはすっかり新しくなっていて、ビックリ。
時代は巡っていくのですね。
それでも昔と変わらない雰囲気のまま楽しい時を過ごすことができました。
私が熱い議論をふっかけてもそれ以上に熱く返してくれる先輩、後輩たち。
ある意味一番自分が自分らしくいられる場所かもしれません。



☆先生からおみやげにいただいた備前焼。伝統工芸士の作品です。


楽しい時も散りばめながら、お仕事がんばりましょう!



 
呪文を唱えて
うちの中に自分以外の家族が数人いるだけで、もう全てが自分の思い通りにはなりません。
もちろん、メンバーそれぞれが気を使い合うところもあるとは思いますが、1人はいわゆる調整役をする人になる必要がでてきます。
その調整役はいなければ絶対ダメではないのですが、いることで残りのメンバーの快適度が格段に上がるのです。

で、その調整役をうちでは私がやっているわけで、例えばバラバラな夕食時間に合わせてセッティング、テーブルに一緒につくなどをし、雨が降れば車で送迎し、準備しておかなければならないものを準備しているのです。

自分の仕事がノッているときに他のメンバーのために中断しなければならないことが続くと、ボヤキたくなってきます。
あ〜、だれか私もケアしてよ、と。
せめて自分のことは自分でやってよと。
もちろん甘やかしているつもりはなく、みんな自分でできることは自分でやっているのですが、例えば子どもの歯医者に親が行かなければならない場合とか、もっと言えば子どもの学校の用事関係を、夫に仕事を休ませてやらせるよりは、まあ私がやるかなあ、となるわけでして。

フルタイム勤務をしていて、「お母さんがこうやって働いているからあなたたちに〇〇をしてあげられる」と子どもに「言っている」人を周りで少なくとも3人は知っています。もちろん私も心の中でそう思っています。それは自分の喜びでもあるから。ただ、それを子どもに言って、プレッシャーをかけたり手伝いを強要したり感謝させたりするのは、自分はやりたくないからしていません。そして夫も私の仕事を主婦の小遣い稼ぎの位置づけでしか見ていません(扶養から外れたけど)。そういう自分のスタンスにはいいところもあるし、自分で望んでいる部分もあるとは思います。だからこれからも当分そのスタンスでやり続けるでしょう。
ただ、「自分のことだけを考えて」何かに集中している家族のメンバーを見ているとうらやましくて。一生懸命やっているのがわかっているからこちらも応援したくなって、つい自分のことは後回し。だれか私も応援してよ、なんて思ってしまいます。

そういうどこにも持っていけない自分の気持ちが沸き上がった時は、あの呪文を唱えるのです。
「二兎を追うものは3倍の努力が必要だけど、5倍の喜びを得ることができる」という私の作った呪文。
「5倍、5倍」と心の中でつぶやくと落ち着きます。
自分のことだけに集中できている(ように見える)人たちへのうらやましい気持ちが収まります。

そして、自分に優しくしましょう。ご機嫌はなったもん勝ち、幸せもなったもん勝ち。勝手にご機嫌に、勝手に幸せになったらいいのです。誰にも遠慮はいりません。誰にも侵されることはありません。ことさらひけらかすこともありません。
自分自身が感じればいい。
大切な家族のケアをしている大切な自分を自分でケアしましょう。





 
水族館
先週は1日平均10時間作業していましたが、今週に入り昨日は7時間で済みました。

週末には水族館に行って美しい海の世界に癒やされました。

☆京都駅から歩いて行きました。




☆イルカショーもなかなかよかったですよ。




☆幻想的な海の世界にしばし時を忘れて。




☆なんといってもペンギンがかわいい!




☆日本の海でもサンゴ礁エリアはカラフル。



京都水族館は公園のそばに建っていて、半屋外エリアもあるので、開放的で外の緑もよく見えます。
普段目にすることのないものをたっぷりと堪能(「胆嚢」と変換される〜)してリフレッシュ。
京都水族館は結構(「血行」と変換される〜)気に入ったので、年間パスを買ってしまうかも(笑)。

週末は山のお花畑にでも行く予定でしたが、天候不順で足元も悪そうなので、水族館にスイッチ。
パソコンの前に座りっぱなしのこの身には、自然とのふれあいが必要だと感じます。

自分に優しく、自分に思いやりを持って。
自分のご機嫌は自分でとりましょう!







 
少し変えて
訳文の見直しはわりとこまめにやっているというご意見を聞いたので、早速試してみました。
といっても私の場合は1日分くらいの量で内容的にきりがよいところで見直すというやり方。
もっともっと細分化している方もいらっしゃるようです。

今までまとめて見直すことが多かったのですが、今回私にしては少量単位で見直してみて、精神的にはその方がよいような感じがしました。とりあえずそこまでは一応完成しているという安心感。これは大きいですね。

昨日もやはり作業時間は10時間。会社員なら少々残業する程度かもしれないけど、一応子育て主婦翻訳者の私の場合はこれだけの時間を翻訳に当てようと思ったら朝から夜11時くらいまでかかります。合間の家事、用事はほとんど唯一の気分転換です。
まあ、これは好きな仕事だからやれることかなあとも思います。平日がんばって、週末は休むぞ〜!




京都駅のCAFE cento centoにてランチ会をしました。Face to faceのおしゃべりは楽しいですね!
ランチ等へのお誘い、随時募集しております(*^_^*)





 
楽しい!
昨日は気がつけば10時間程作業していました。
楽しい!
のですよ。

あんなに苦しかったのにね。

やっぱり楽しいなあ。

内容がおもしろい。

机から離れられないのではなく、離れたくなくなる。
すぐに戻りたくなる。

一瞬だけかもしれないけど、こういう風に思えるのは幸せですね。



 
次は・・・
今日から7月。今年の後半の始まりです。

すっかりごぶさたしていたブログですが、その理由は書いている余裕がなかったということ。
自分のブログを書くことができなかっただけではなくお知合いのサイトに訪問することもできませんでした。

仕事のプレッシャーがキツすぎて、終わった後もしばらく放心状態。
やっと戻ってこれた感じの今日です。

やっている最中は今反省したら進まないと思ったからあえて振り返りませんでしたが、終わった今では自分で自分の首を締める受注の仕方には大いに反省しています。次はこうしようと決めたのはもちろんですが、まあこれも、そううまく最初から思い通りにはならないかもしれません。トライ・アンド・エラーでいくしかないですね。

約2週間、生きた心地がしなかったのが、なんだか自分の人生の時間としてもったいなくてもったいなくて。これからは、かけがえのない日々を味わいながら過ごしたいと強く思います。

さて、今日からそういうふうに過ごせるかしら。

またブログの更新が滞っていたら、今回も修羅場なんだとお察しください。