「熱い心でクールな仕事を」がモットーの
メディカル翻訳者の日々の暮らし
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「つくおき」生活、わたしの場合
書店で見かけて購入した本。

つくおき 週末まとめて作り置きレシピ (KOBUNSHA・美人時間ブック)
つくおき[nozomi]


SEとしてフルタイム勤務している著者さんが、平日料理しなくてもいいように、週末にまとめて作っているレシピ(と毎日の献立)を紹介しているもので、レシピが簡単だし、材料も経済的なものばかりで主婦にはうれしいかぎり。読んですごく納得がいったので、マネしてみました。

著者さんのように平日料理をしないために休日にたくさん料理をするのは、私は苦痛かなと思ったので、まずは週初めにちょっと多めに作ってみました。

先週月曜日に作ったもの:
[本のレシピのなかから]


・ゆで鶏きゅうり
・ピーマンとちくわのきんぴら
・かぼちゃの煮物

量はレシピの2倍です。

[レシピなしで適当に作ったもの]

・もやしとほうれん草のナムル
・ゆでスナップエンドウ


それらをいっぺんに全部食べずに意識して置いておけば週の後半が楽になるのです。

火曜日、水曜日もメインプラス作り置きおかずを少し足していく気持ちで作っていくと、週の後半になればなるほど楽に食卓が整いました。
お弁当もいろいろ詰めるだけであっという間に整います。これはいいです。


先週やってみてよかったから、今週もやっています。
ちょっと進歩して、日曜日に買い出しをしておきました(先週は月曜日に食材の買い出しに行ったのです)。

今日作ったもの:

[本のレシピのなかから]

・黒ごまあまだれスパイシーチキン
・ひじきと根菜の甘辛煮
・なす南蛮

[著者さんのHPより→:HPも充実した内容です。でも著者さんの工夫をくわしく知りたい人には著作がおすすめ]

・温野菜(→


私は1日でいっぺんにやらずに2日にわけるほうが楽だなと思うので明日も作る予定です。

明日作る予定のもの:


[本のレシピのなかから]

さつまいものレモン煮
つぶつぶマスタードのコールスロー

こういうおかずを作っておけばあとはメインの魚なり肉なりの料理プラス汁物で食卓が整います。
気持ち的にすごく楽です。


自分が主婦であることを恨めしく思い、あ〜あ、だれか夕飯作ってよ、とかなわない夢を見ることもたびたびだったけど、この本の著者さんのように、自分で仕込んで自分が楽すればいいのですね。その気になったら平日無調理生活も夢ではないのです。目からうろこが落ちました。

私はフルタイム勤務(まあそれに近いですよね)の子育て主婦になってからまだ数年で、両立にはいつも頭を悩まされています。どうしても参考にしてしまう母親(専業主婦)とは状況が何もかも違うことはわかっているのに、それ以外知らないから何とかそれに近づけようとしてしまう。でもそれだけではなかなかうまくいかないから、この本の著者のような若い人の感覚もどんどん取り入れていきたいなと思います。
HP上で産休宣言をされていた著者さん。だんなさまだけではなくお子さんが加わった生活でも、きっと仕事と子育てを工夫して乗り切っていかれることと思います。心から応援しつつ、またおおいに参考にさせてもらおうと思っています。






 
エンタメも英訳も
昨日は久しぶりにミズトラ会主催のセミナーに参加しました。日本工業英語協会理事の平野信輔先生による「テクニカルライティングと、エンタメライティング。そして、英語と日本語」講座です。



私の普段の仕事は実務分野の和訳なのですが、毛色の違う「エンタメ」と今まで仕事での経験がない「英訳」にも触れることで、何かブレークスルーがあるのではないかと期待して参加しました。

セミナーは期待どおり、非常に満足できる内容で、参加してよかったです。

「テクニカルライティングでは情報を最短の時間で正しく伝えることが大切」とのこと。当たり前だけど、常に心がけたいですね。また、テクニカルライティングとエンタメライティングでは読者の目的が違うとのお話もありました。要は読者が何を求めてその文書を読むのか、その目的達成のために一番適したものを提供するのが私たちの仕事ということですね。

翻訳技術の基礎ともいえる「能動態、受動態、語順を自由に操る」作業も、慣れないうちは何パターンかで訳してみて推敲するのがよいとの教えもありました。

エンタメライティングでは「意図を持って大鉈を振るう」こともアリだそうですが、テクニカルだとちょっと怖いですよね。訳抜けと思われるのが嫌でくどく訳してしまったり。同業のお仲間が以前「ソースクライアントではなく翻訳会社の顔色をうかがった訳になってしまっているような気がする」と言われていたのですが、私にもそれはあるかもしれません。でも、本当の読者は誰か、そしてその目的は何かを考えれば「こういう理由で(例えば)省略しました」と主張できるはずですよね。それくらい自信を持って自分の訳文を送り出したいなと思いました。

私は今は和訳しかやっていないのですが、仕事でオリジナルの英文に多く触れているので、もし「英訳しなさい」と言われたらわりとすぐにいつも触れている英文が頭に浮かんでくるような気がします。すぐに英語頭(あたま)になるというか(名詞を主語にした能動態の文がやたらと浮かぶなど)。そういう意味では和訳だけではなく双方向の翻訳というのもいいのかもしれないなと思うようになりました。英訳の仕事をしていたらオリジナルの日本語文に多く触れられるので、それが和訳にも役に立ちますものね。自分の英訳力(精度、スピードを含めて)がよくわからないので、実際に仕事としてやるかどうかはわかりませんが、可能性としてはアリかなと思います。

セミナー受講後の今日は、論文翻訳をしていて楽しかった〜。学んだことをすぐに仕事に反映できるのって本当に楽しいですね。

最後に、平野先生がエンタメライティングの教材として教えてくださったフェイスブックのサイト(→)からの1文をご紹介します。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

life is like a bicycle

in order to keep your balance

you must always keep moving

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

いい言葉ですね〜。さてどう訳しますか?



ちなみに拙訳は以下のとおり。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

生きているって自転車に乗っているのと同じね

バランスをとろうと思えば

先に進むしかないってこと

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


お粗末さまでした(笑)。



[おまけ]
昨日はセミナーの前に久しぶりにおひとりさまランチをしました。
ずっと行ってみたかったスープストック東京(→)にて。
焼きパプリカのスープと豆腐チゲの2つのスープを選びました。
美味しかった〜!

その後はタリーズコーヒーで眠気覚ましのカフェインを補給。
仕事以外で1人になる時間は意外と少ないので思った以上に楽しかったです!


チキンな私のやり方
今後の仕事のやり方を多角的に考えようとしている今日このごろ。いろいろと大きいことも考えていますが、まずはベイビーステップ。レート交渉に挑みました。タイミングよく大型案件のトライアルを依頼されたので、これは良い機会だと思ったのです。

ところで、そのトライアルには必要以上に時間をかけませんでした。通常の仕事をやりながらだから時間が取れないというのもあるのだけど、いつもと違うことをやって合格しても実際にその仕事を受注してから同じパフォーマンスを維持できるかどうかわかりませんから。いわば自然体で、いつもどおりに。

結果は無事指名されたとのことで、一安心。でも選ばれた理由は必ずしも実力だけとは限りません。もしかしたらレート的なもので妥協された結果なのかもしれません(シビアに見るとね)。その辺りを確かめる、つまり自分の評価というか立ち位置というか、そういうものを確認する意味でも良い機会だと思い、レートアップを交渉してみました。

チキンな私(「どこが」というツッコミが聞こえてきそうですが)は、もうドキドキ。どういうふうに切り出すか、メールにするのか訪問して切り出すのか、それだけでもたっぷり悩んで、結局まずはいつもの担当者さんに軽くメールで打診してみました。

結果、すぐに社内検討に回され、1週間もしないうちにレートをアップするとの通知を受けました。しかも新レートはすぐに適応されるとのこと。

レートは大満足というところまでは上がりませんでしたが、それでもこのアップは私にとっては大きいことだし、自分の評価もよくわかり、目指していく方向もまた見えてきました。

仕事の依頼量は前と変わりません。こちらのやり方も前とそれほど変わっていません(常に改善を目指すというのはこれまで通りです)。

これを機に他社にも働きかけようと思っています。

先日、チェッカー経験のある同業のお仲間が「うまい人の訳文はまるで物語のようだし、直すところが全然ない」と言っていました。そういう人はレートもとんでもなく高いそうです。「そういうふうになりたいよね」と話しながら、どうやったらそうなれるのかを真剣に考えていました。具体的に言えることはまだないけど、そういうふうになるのを目指すと決めることから始まるのかなとも思います。物語のような翻訳、読んだ人がうなるような文章。きらびやかなものというわけではなく職人技がキラリと光るようなもの。最終的にはそこを目指していきたいです。


 
ファミリーバレンタイン
毎年友チョコをたくさん作る子どもたちも今年のバレンタインは自粛モード。
こんな年は母からエールをと、久しぶりに手作りしてみました。
といってもこんなの(→)を使って。

自分でつくる チョコタルト

チョコを溶かして固めるだけなので超簡単。
あっという間に出来上がり!冷蔵庫で冷やしすぎてちょっと固くなっちゃったけど、みんな喜んで食べてくれました。




先日の結婚記念日に、私は椅子を買ってもらい、夫にはiPad miniをプレゼントしました(タブレットを欲しがっていたので)。
そこでバレンタインには、iPad miniが入るボディーバッグを。


楽天で購入しました。カラーは娘たちと相談して(結局iPad miniのケースと同じ色?)。





(↓)便乗商法には素直に乗っかる私です(笑)。




年末に急にファンになってしまった某アーティスト(?)のライブDVD初回限定盤をキャンセル待ちでゲットすることができました!春まで封印しておこうと思っていたけど、とても無理。スキマ時間に楽しんでいます。ファンクラブに入るのは春になってからにしようっと(笑)。おお、春が待ち遠しい!


 
くるみの木
今日はお仲間に案内してもらって奈良にある有名カフェ「くるみの木」に行ってきました。

看板がもはや歴史を感じさせます。


外から見た雑貨店の様子。


待合室からみたカフェ。期待が高まります。



カフェのなかの様子。枝ものをさしたビンが素敵すぎ。すべてにこだわりが。


冬のランチをいただきました。優しいお味でおいしかった!



ずっと憧れていたお店に来ることができて、夢が一つかないました。
いまでこそカフェスタイルは定番ですが、「くるみの木」はそのはしり。オーナーの石村由紀子さんのライフスタイルも憧れですよね。「かたひじはらない手の届く範囲でのおしゃれな生活」がこんなにはやる前から確固たる審美眼を持ち、それを実践してきた人のオーラを感じました。

ナチュラルなライフスタイルを目指す人の聖地と言ってもいいこの場所は、へんぴなところにあるのに、多くのお客さんが来ていました。今回は案内してくださった方が朝10時半から名前を書いておいてくれたおかげで、11時半に開店してから一巡目に入ることができましたが、いきあたりばったりに行くとかなり待つことになりそうでした。



ランチの後は少し足を延ばして秋篠寺へ。


苔がきれい。


ここは伎芸天という天女の像が有名で、何とも言えない「腰つき」が魅力でした。芸事の神様(?)なので、「仕事も芸事のうち」とお守りを買いました。奈良のお寺は京都ほどは混んでおらず、ゆったりとした気持ちで参拝できるのがいいですね。


今日は1万3千歩歩きました(この表現おかしくないですか?「歩」が重なって。でもどういう単位にしたらいいのか。それともほかの表現を使うべきなのかと悩むところですが、今日はもう頭がまわらないのでご容赦ください)。
オフとはいえ仕事の話をいっぱいしていたけど、それでも日頃パソコンに向かっている時間とはぜんぜん違うときが流れて、リフレッシュできました。

春の訪れとともに、お出かけの機会も増やしていきたいなあ。
自分に優しい生活
久々にお友だちとお茶しました。実はこの年末年始にかけて仲の良い友人2名が倒れてしまって(なんだかシンパシーを感じますね)。年齢的なものもあるだろうし、性格的なものもあるのかなあ。2人ともまじめで責任感が強くて人には優しくて、私にはもったいないくらいのいい人。だからこそ忙しくなりすぎてしまって、手も抜けなくて、自分ががんばるほう、がまんするほうを選んでしまう。

最近やっと疲れがとれてきたというお友だちとお茶しながら「私たちにはぼ〜っとする時間が必要だね」「100%で走るのはもうやめておいたほうがいいね」と言葉をかけあいました。


日曜日は昼からおでんを煮込んで。写真では見えないけど、くたくたになった大根がおいしかった〜!



おでんにはやっぱり日本酒でしょう。今年も買いました。立春朝搾り。



ネイル更新。娘たちの面談が終わったので、久しぶりに少々遊んでみました。



週末のうち1日はパソコンを見ない、というプチ目標、とりあえず1回クリア(笑)。
少しずつ、少しずつ、自分にも優しい生活、していきましょう。




 
仕事をしながらの勉強
仕事を再開してからなかなか勉強する機会がありませんでした。仕事が一番の勉強になっていると実感していたので必要性をあまり感じていなかったのです。

そもそも私があまり「勉強のための勉強」に重きを置いていなかった理由は、以前にも紹介したかもしれませんが、高校時代に出会ったある問題集の冒頭にあった言葉に納得していたから。そこには「自転車に乗れるようになるには、自転車の構造を知るよりもまず乗ろう」というようなことが書かれていたように思います。

その問題集(「大学への数学」)は高校時代、理系の学生なら必ずやるべし的なものだったのでとりあえず私も購入し、えっちらおっちら取り組んでいたのですが、その問題集のポリシーが、「とにかく問題を解こう」というものだったと思うのです。なぜか今でもその言葉だけ覚えているのですね。

うろ覚えではあるのですが、確かその自転車の例えには続きがあって、「ある程度乗れるようになったら構造について理解するとよりはやく速く進むようになる」とも書いてあったような気がします。

つまり、最初は慣れるためにとにかく数をこなす、そしてある程度落ち着いてきたら次のステップに進むための戦略を考えるのがよいとの主張だったようです。

最近、現時点での自分の立ち位置を見直し、また次に進むために勉強を継続しようと思い立ちました。もっと自信を持って訳出したいし、悩まずにパターン化して訳していきたいなと思ったのです。これは品質面でも効率面でもきっと良いことだと思いました。

というわけで、「仕事がある程度軌道に乗ってからの勉強」をやっていこうと思い立ちました。勉強は元来苦にはなりません。もともと会社員時代に「結婚したら退職して翻訳の仕事をやろう」と思っていて、結婚後まずは実務翻訳の通信教育を受けました。午前中はきっちりと勉強して午後はフリーという今から考えたら夢のような生活を送り、でもコツコツやることは得意なので、まじめに毎日取り組んでいました。その講座の終了後はもう少し勉強したかったので「ノンフィクション講座」(その頃はメディカル講座などはなかったので)というのを続けて受講し、わりと成績もよく、その勉強も楽しかったのですが、その頃アルクの翻訳大賞に応募したところ、出題元の翻訳会社の目に留まり、その後翻訳者としてデビューしたのです。仕事は納品してしばらくしたらまた受注するという感じで今ほどは忙しくなく、原稿もFAXで届くというのんびりした時代でした。その後第2子出産で翻訳者としては一度休業し、翻訳の通信教育の添削員などをして細々と翻訳業界に携わってていました。その後のアラフォー女子の挑戦記についてはたびたび語っているのでここでは省略。ちゃんとした勉強は最初の通信教育以降はあまり本格的にはやっていません。

さて、仕事をやりながらの勉強、時間的に余裕がないことは間違いないので、ここでもベイビーステップで。理想を追いすぎると挫折するのがオチ。こんな私でもやれそうなところに目標を置きました。

まず、仕事関連のメールマガジンに毎日さらっと目を通し、興味のあるトピックはリンク先の記事も読んでいます。今は日経バイオテク薬事日報のメルマガを読んでいますが、ほかにもいいものがありそうですね。専門分野に触れるという勉強(最低限ですが)はここでできていると思います。

また、翻訳技術の勉強のために、手持ちの本のおさらいを始めました。まずはこの本。

翻訳の布石と定石 実務翻訳プロへの道 単行本 – 2013/8/28



買ったときに一通りは目を通しましたが、忘れていたりもするのでおさらい。ノートを広げて(またはパソコンに打ち込んで)きっちり勉強する時間はないから、「読むだけ」。これならちょっとしたすき間時間にできます。これを読み終えたら次はこれを読もうと思っている教材があります。また紹介できますように(笑)。


ところで、このブログは「アラフォー女子の挑戦記」という位置づけで書いてきたのですが、ああ、もうそのネーミングは使えなくなってきました(涙)。

次は「アラフィフおばさんの奮闘記」にでもするべきでしょうか?あまりにも自虐的なネーミングなので、やめておきます(笑)。
斧を研ぐ
「木こりのジレンマ」という言葉をご存知でしょうか?木を切るのに忙しい木こりの斧の歯がぼろぼろになって、能率が落ちているのを見た仲間が「なぜ斧を研がないのか」と尋ねたところ、木こりは「そんな暇があったら木を切り倒さないと」と答えたという話。これって、本当に陥りやすい状態ですね。仕事に追われ、目先のことで精いっぱい。空いた時間はとにかく仕事を進めなきゃと、がむしゃらに手を動かしている状態。効率化?わかっちゃいるけどそんなことに取り組む時間はない。作業の見直し?そんな暇はない。取引先の見直し/交渉?そういうのはこの仕事が終わってから。な〜んて言っているとその時間は一生やってこないのです。

最近、仕事の詰め込みすぎでさまざまなところに弊害が及んでいる状態であるという現実を直視した私は、時間の確保を最優先事項に掲げることにしました。時間さえ確保すれば自分が抱えているさまざまな課題に多角的に取り組むことができるのです。そういうことを考えることができるのです。実はもともと私は考えずに走っている方が楽なタイプ。走るのはわりと得意だと思います。でもその方向が間違っていたら?走らず車で行った方が早かったり楽だったりする場合は?走っていた自分という自己満足は、後から襲ってくる後悔に必ず負けてしまいます(私の場合)。だから定期的に自分の立ち位置をチェックして、これからどういう方向にどうやって進もうかと考える時間が必要なのです。

仕事の詰め込みによる弊害とは、私の場合、ほかのいろんなことがおざなりになっていることによるストレス。例えば運動する時間がない、家の中が片付いていない、料理が手抜き、などなど。それ以外にも、とにかくぼーっとする時間がない、趣味を始める余裕がない、楽しみのためだけの本を読む気力がない、究極的には忙しすぎて身体がしんどい、などなど。このようなことは問題ではないフリをしていたけど、わりと自分にとっては大きな問題だなと最近気づいたのです。

時間が欲しい、でも仕事はこなしたい、その欲求をどうやって満たすか。例のベイビーステップ(過去記事はこちら→)を自分に課して1つひとつ実行しています。仕事面での具体的なステップについてはまた改めてお伝えしますね。

今少し時間的に余裕があるので、仕事以外にもベイビーステップを課して動いています。ほんのささいなことですが、今朝は玄関の花壇の花苗を植え替えました。そのために、日曜日にあらかじめ苗を買っておきました。日曜日にそういうことができることすら久しぶりで、本当に仕事が忙しかったんだなあと実感しています。

大きすぎる目標は単なる夢物語と同じだと思うので、まずは少し工夫すればなんとかなるところに目標を置きたいと思います。週末は一切仕事せず、夕食後もしない、というのは私の現状では夢なので、まずは週末のどちらかの日はパソコンを開けない、という目標をたてました。これなら何とかなりそう、というステップを目指すのがポイント。でもきちんと目標に掲げていないとつい仕事しちゃう自分がわかっているので、目標にしてみました。こんな感じで無理のない小さな目標をいろんなジャンルで立てていこうと思っています。

それにしても一番大切なのはこういうことを考える時間ですね。

走っていれば楽なんだけど、自分にとって最良の方向や方法を教えてくれる人はだれもいません。

自分ととことん対話するしかないのです。



 
ベイビーステップから始めよう
完璧主義では身がもたないから、今までのやり方を変えていこうと考え始めた私。こうなりたいという理想の自分と現実の自分との隔たりに正直足がすくんで動けなくなることも。でも、これも完璧主義だからなのですね。つまりオールオアナッシング思考の弊害。無理そうだからやめておこうという考え方。

そういう自分を打破するために最近言い聞かせている言葉が「ベイビーステップ」。(余談ですが、こういう題名の漫画もあるそうですね。そのうち読んでみたいと思います。)ベイビーという言葉でなんだか肩の力が抜けませんか?「最初の第一歩」それも「とっても小さな簡単なステップ」を表す言葉と言ってもよいでしょうか。これくらいならできそう、と思えるような段階。まずはその段階をクリアすることから始めようと自分に言い聞かせているのです。

響きは柔らかいのですが、ベイビーステップ、赤ちゃんの第一歩って、本当はすごく大変なことですごく意義のあることですよね。それを踏み出すのか踏み出さないのかで、世界が変わるとも言えますよね。勇気と好奇心とあきらめない心を持って、最初の第一歩を踏み出していきたいです。