「熱い心でクールな仕事を」がモットーの
メディカル翻訳者の日々の暮らし
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自分への虐待
お友だちが行きたがっていたお店、ハーブガーデン光の穂さんまでランチしに行きました。

ハーブに囲まれた建物の中は、古民家を活かした自然な雰囲気。



エディブルフラワーのサラダ、レンズ豆のスープがついた前菜。



テーブルに置かれた花もハーブでとってもナチュラル。



メインはお魚料理を選びました。



デザートのお皿に描かれた絵もかわいい。スタッフさんおすすめのミントソーダもおいしかった!



素敵な空間でおいしいお料理をいただきました。


類は友を呼ぶのか、私の友だちにはがんばり屋さんが多いです。そしてみんなとっても「いい人」です。だからなのか、つい無理をしてしまって自分に負担がかかりすぎ、体調を崩してしまったりするのですよね。
いつも「自分を大切にしよう」「無理するのはやめよう」とお互いに声かけて、励まし合っています。

自分は二の次にして相手のことを考える。それはとっても美しく、間違いなく「いいこと」のように思えるけど、「まず自分」を幸せにしなければ、他の人のことを考える余地は本当はないのですね。「自分さえがまんすればいい」という考え方は「自分への虐待」に等しいと最近では思うようになりました。
ねえ、それって自分をいじめていない?本当はつらくない?と自分に問いかけること。その行為は何も、「自分さえよければ他の人のことはどうでもいい」ということではないのですね。周りの人を傷つけたくない、つらい思いをさせたくない。その優しい気持ちを自分にも向けていきたいのです。

仕事でも同じことが言えて、「自分さえがまんすれば丸く収まる」という考え方は「自分はいい人」と思うための自分の欲望ににすぎないときもあるのですね。料金も納期も何もかも全く交渉しないで相手の言いなり。お願いされたらそれに応える。そういう姿勢は相手にとっては「好都合」でも自らをブラック企業の社員にしていないか。そういう視点を持たなければ、仕事をやっていて愚痴っぽくなります。ああ、こんな短期間でこんなめんどくさい仕事を仕上げるのは大変だな、とか。ああ、こんなに時間とられているのにこの収入はどうよ?とか。「断れない」「交渉できない」自分を「頼まれたら引き受けるいい人」と思い込むことで流そうとする。でもね、それがほんとうにいい人なのかな?無理して仕事していると取引先に思われるような人が。私が取引先の社員なら、翻訳者さんにも「喜んで」仕事してほしい。だから、「こうしてほしい」「これはいやだ」ということは伝えるべきだと思うのです。もちろん伝え方が大切なのは言うまでもないですが。そしてそれが通ったら心から感謝する。相手に喜ばれていやな人はいませんから。「お願いされる人」から「お願いする人」に変わると、人生が変わります。

自分を大切にする、自分を安売りしない。それは何も相手をないがしろにすることではなく、自分を大切にできない人はほんとうは相手のことも大切にできないのですね。大事にしよう、もっと自分を。自分をいじめるのはやめよう。私の周りにいる大好きな「いい人」たちに伝えたいことでもあり、自分自身にも常に言い聞かせたいことですね。


 
訳語の選定と「違和感」
先日、不適切な訳語が選定されている訳文は、品質が一気に下がると述べました(→)が、では訳語はどのように選定すればよいのでしょうか。

まず言えることは、辞書だけに頼らないということです。

翻訳者の習性とも言える「とにかく辞書を引く」作業そのものを否定するわけではありません。「辞書は金で買える実力」とも言われてきましたし、手元にある辞書、オンライン辞書などをまずは引いてみることも大事でしょう。信頼できる辞書を揃えることも、特にその分野の翻訳を始めたばかりのころは大切かもしれません。ただ、辞書を引けば何でも解決するというものでもないのです。
専門用語などは、辞書に載っていても「裏とり作業」を怠るととんでもないことになる場合があります。「裏とり作業」というのは、その用語が実際に「現場」で使われているものであるのかどうかを確認する作業です。現場というのは同様分野の日本語文書(和訳の場合)などのことですね。

例えば、"cell surface membrane"という単語が文中にあったとします。
手元にある辞書を引くと「細胞表面膜」という訳語を示すものがありました。でもこれをそのまま鵜呑みにするのは危険です。
なぜかと言うと、文脈によっては「細胞膜の表面」と訳す方が適切だからです。現場では「細胞表面膜」という言葉を単独では使わないことが多いのです。「細胞の表面にある膜タンパク質」のことを「細胞表面膜タンパク質」と言うことはあります。でも「細胞表面膜」そのものが単独で使われることはそうありません。単に、"cell surface membrane"だけに注目してその訳語を探して当てはめると「わかっていない」訳になってしまいます。

ではどうやって訳語を確定するか。Googleの検索窓に「”cell surface membrane” 細胞 膜 表面」と打ち込んで、結果を見てみると、「細胞膜」という言葉がガチッと存在していることがわかります。ああ、「細胞膜」という言葉はそのまま使ったほうが良さそうだなあということがなんとなくわかってきます。その感覚を頼りに「細胞膜」を固定して、後は訳したい文章のキーワードを入れるなどして検索すれば「細胞膜の表面」と訳す方がこの文脈では適切であるということがわかります。
細かいことですが、「わかっていない」訳にならないための裏とりは必須作業かと思われます。
辞書の訳語に「違和感」を覚えることができればこのような誤りを防ぐのは簡単です。生物学にある程度精通していれば、「細胞表面膜」という言葉に違和感を覚えることでしょう。ですから、やはり普段から「現場」で使われている言葉に慣れていることは必要かもしれません。


「違和感」というのは専門用語の選定時にかぎらず大切な感覚です。
次の例として"determine"という動詞を挙げましょう。
中学生レベルの単語ですが、こういう動詞が実は奥が深いのです。ピッタリとくる訳語が見つからなかったりするのですよね。
辞書を引きまくる。英英辞典も引く。学習辞典も引く。それはそれでいいのですが、他動詞(目的語をとる動詞)として使われている場合は、必ず目的語があるわけです。目的語に合わせて動詞を訳すことが大切なのですね。

先日の治験翻訳講座では"determine the true effectiveness"という箇所を訳すのに苦労しました。determineには「決定する」「判断する」「判定する」など、いろいろ訳語がありますが、大事なのは目的語。the true effectiveness(この文脈での訳語は「真の効果」となりました)という目的語に対するdetermineの訳語とは?「真の効果」を「○○する」。この授業では「○○する」が「見極める」「知る」とされました。「真の効果」を「決定する」「判断する」「判定する」とするのは、いずれもこの文脈ではしっくりこないのですね。そういう「違和感」を大切にしてこそ、その文脈での適切な訳語を選定することができるのですね。

「違和感」を大切にし、全体を俯瞰すること。
それが訳語の選定のみならず、訳文全体にとっても必要不可欠なことなのかもしれませんね。
治験翻訳講座第2回目
治験翻訳講座「和訳基礎演習」の第2回目を受講しました。

前回は治験翻訳で頻出する用語の説明や、参考にしたらよい書籍やウェブサイトの紹介などが終わってから、講座の最後の方で、受講生があらかじめ提出した訳文をみんなで検証するという時間がとられていたのですが、今回はいきなり提出訳文の検証。1文ずつその箇所を担当した受講生が読み上げ、「訳すのに苦労したところはどこか」を発表していきます。その後、先生の説明や、修正(言ってみれば、ダメ出しですね)がありますが、その段階で受講生みんなの意見も求められるので、頭はフル稼働。とても濃い内容でした。

今日のポイント

主題を常に意識する。

この文は何について述べているのかが明確にわかるようなスタイルで訳出する、ということですね。自分のことは棚に上げて言わせていただくと、仕事で他の翻訳者さんの訳文をチェックしていると、「間違ってはいないけど」焦点がずれている訳に出会うことがあります。「木を見て森を見ず」になっている場合が多いのですが、実は内容が本当はわかっていない場合もありますね。「主題を意識する」ことは、1文1文についてだけではなく、パラグラフ全体を把握するときにも必要ですね。

実務翻訳というのは「専門知識」と「翻訳技術」の両方があってこそ、初めて「仕事として通用する」のだと実感します。
言い回しがうまくて「お〜」と思わず唸りたくなるような訳文をせっかく作っていても、用語の選択間違いがあると「あれ〜、全然わかっていないのかな」と、一気に印象がダウンします。そしてその逆ももちろん言えることで、専門知識だけ豊富でも読者にとってわかりやすい訳文は作れません。どちらも両方身につけ、向上させていかないと、仕事としての高評価は得られないのですね。

翻訳をやりたいという人は英語が好きな人が多いと思います。というか英語が好きでないとやっていけない仕事です。その延長線上に「翻訳技術」というものもあると思うので、そちらに精を出すのもいいのですが、それだけでは「主題を意識した訳文」が作れません。主題を把握するには、まず内容理解。実は内容さえわかっていれば、後は英語力というよりは日本語力の問題になってきます。英語力でカバーできるところももちろんあるのですが、限界があります。もちろん専門知識でカバーできる範囲にも限界があります。だから両方とも疎かにせず、習得していかなければならないのですね。


今日のミニポイント。

”「健常」志願者”という言葉は今は使わない方向にある。これは「健常者」が持つ差別的ニュアンスを考慮してのことで、”「健康」志願者”という語が適切。

" in "を「〜において」とは訳すな。「〜において」はあいまいな表現なので、使いすぎに注意(これで逃げてしまうこともあるのですけどねえ)。

「○辞郎」には要注意。訳語は鵜呑みにしないように。実際に誤訳があるのですよねえ。「○辞郎」だけではなく、対訳データなどでも間違いは見受けられます。訳語だけに飛びつくと痛い目にあいます。本当にこんな言い方するのかなあと、もう一度裏を取ることが必要ですね。


今回の講座もしっかりと復習して、仕事に活かしていこうと思います。




 
有用情報はありません。あらかじめご了承くださいませ。
週末にたっぷり遊んだら、やっぱり楽しくて、もっと遊びたいと思ってしまう。。。
あれ、仕事が大好きなんじゃなかったっけ?
うん、好きなんだけど、遊ぶのもやっぱり好きだね。
特にこんな気持のいい季節には、一日中机の前に座っていると夕方頃叫びだしたくなる。

ああ、これが自然なのかな。

決して無理して仕事中毒になったつもりはないのだけど、仕事以外のこともまたやりたいなあと強く思う。

家のこと、庭やインテリアを整えて、心地良い空間を作り出したい。
料理は最近でこそ「つくおき」生活でかなり充実している(もともと好きだし必要なことだからこれは真っ先に元に戻した)が少し前はひどかった。

そして、外の空気を吸って、きれいなものを見て、自然に触れ、お友だちとおしゃべりして楽しみたい。

ごく普通の欲求。

たぶん、私はこういう欲求にしばらく蓋をしていたんだね。

一番欲しい物を手に入れるために。

そしてそれが手に入った今、また他の欲求にも目を向けようと思う。
ああ、それがすべて手に入ったら完璧に近い。
あくまでも自分にとっての理想だけど。

人間の欲求には限りがない。でも、欲求を満たそうと動いている時が私は一番楽しい。
その前に「現状を把握する」というつらい作業が待っているけど。
自分は今、何がいやな状態なのか。目を背けずに問いかける。
実はあれもこれもイライラする原因だったりする。
そしてそれを解決するなんて無理無理と、はなからあきらめている自分がいたりする。

よ〜く問いかけて。本当はどうしたいのか、どういう状態だとハッピーなのか。
そこからしか変化は始まらない。

そんなこんなで今週は「最近珍しく」、ジムでエアロビクスをしたり、朝からキッチンや浴室を磨いたり、部屋中の洗えるものを洗って、ファブリック類を秋冬仕様から春夏仕様に変えたりした。
ああ、こんなささいなこともできなかったね。いや、しようとしなかったね。
そろそろいいかな。仕事一筋でなくても。

言い訳のようだが、気分転換や普段とは違うことをすることが仕事に良い影響を与えるということもある。
仕事の愚痴、仕事まわりのさまざまなことに関する怒り、そういうものは、対象物と近すぎるから発生することが多い。
ちょっと離れてみようよ。はっきりいって自分の生活にとってはどうでもいいことだったりするから。
そんなことにクヨクヨ/イライラする時間があれば、素敵な花でも眺めてみよう。おいしいケーキでも食べてみよう。お友だちと楽しい話をいっぱいしよう。

ハッピーな翻訳者になるためには、「ハッピーな翻訳者になろう」と決めるだけでOK。
ただ、それが本当の自分の望みではない場合は、無意識のうちにそうはなれないもの。
愚痴っぽい翻訳者なのは自分がそうなりたいから。怒りっぽい翻訳者なのは自分がそうなりたいから。自信のない翻訳者なのは自分がそうなりたいから。あっ、「翻訳者」には何をいれてもあてはまる。母とか妻とか女とか人間とか、なんでも。

本当はどうなりたいのか。

簡単なようで難しい問いかけを何度も何度もする必要がある。
その楽しいようなつらいような作業を繰り返さなければ、「変わりたい」という言葉は永遠に口先だけのものになる(というよりは実は変わりたくなんてなかったりする)。

思いきって、ひとつ始めてみよう。ハッピーな○○になるための具体的な行動を。





 
おせちもいいけど
京都の夏の風物詩、川床をカジュアルなランチで楽しんできました。
三条京阪駅からほど近い京料理 竹島さんです。

鴨川からの風が心地よく。


京料理は見た目も鮮やか。



一緒に行ったお友だちは兵庫県在住で、川床は初めてとのことで喜んでもらえました。

ランチの後は、すぐ近くにあるキルフェボンへ。
ここもテラス席に座れました。高瀬川が間近に。



窓枠がペパーミント色でとってもかわいい!


タルトは選ぶのに迷いましたが定番のフルーツタルトを。紅茶もおいしかったです。


しゃべり尽くした後は、知恩院の方を回って四条に。ショッピングも楽しかった〜!
外に出るのが気持ちいい季節ですね。


次の日は飲み友だちと新しく出来たお店、日本酒と魚串の松吉さんに。

滋賀の地酒の種類が豊富。


日本酒に合う「あて」がそろった突き出し。酒盗や赤こんにゃくがありました。


ちょっとレトロな、でもおしゃれなサービング。
とりあえず松の司をいただきました。


子どもの話やアイドルネタで盛り上がりました(笑)。受験、そして4月から始まった新生活もとりあえず一段落で開放感いっぱい。ほんと、受験生の親って大変ですね(そしてうちはまたすぐあの恐怖の季節がやってくるのであった。。。)。


家に帰ったら、長女の手作りクッキーが完成していました。週末だからといって(平日はもちろんですが)そうそうお友だちと出かけることも(でき)ない長女のちょっとした気分転換。


次女からは私の好きな某グループの冠番組が全国放送になるとの情報をゲット(飲み会の最中にメールをくれていたみたいです)!アイドル情報で頼りになるのは女子中高生のSNSですね。

週末は少しは仕事したけど、外に出て、お友だちとおしゃべりして気分転換ができて楽しかった~!
「おせちもいいけどカレーもね」(古い?)じゃないけど、「仕事もいいけど遊びもね」って感じで日々過ごしていきたいです。


 
毎度おなじみの仕事中毒
今週はあっという間に金曜日になりました。
仕事につい夢中になってしまって、気がつけば作業時間が7〜8時間。

理由の1つにはこの本がおもしろすぎたということがあります(そしてすぐに仕事に活かせるのが楽しいのですね)。


現代免疫物語beyond 免疫が挑むがんと難病 (ブルーバックス) 新書 – 2016/1/21

内容についてはまたお伝えする機会があれば。


免疫といえばこの本(↓)をお持ちの方が多いかと思うのですが(うちの本棚にもありました)、今となっては情報が少々古いです。上述のブルーバックスはシリーズになっているようなので、知識はそちらで構築するほうがいいのではないかと思います。


好きになる免疫学 (KS好きになるシリーズ) 単行本(ソフトカバー) – 2001/11/12
萩原 清文 (著), 多田 富雄 (監修)



こんなのもあります。

新版 臨床免疫学 第2版 (臨床検査技師テキストシリーズ) 単行本 – 2009/3/31


これはCTLA-4とCD28、B7(免疫関連分子)の関係がごちゃごちゃになってわからなくなって夫に聞いた際に書棚からひっぱりだされた本。この本のレベルまでわかっていれば問題ないですね。
でもこの本もすでに古いため、新しく買うならこちらのほうが良さそうです。


新版 臨床免疫学 第3版 (臨床検査技師テキストシリーズ) 単行本(ソフトカバー) – 2014/12/17




免疫療法はこれからも避けては通れない分野なので、腰を据えて理解しておきたいと思います。表面的な情報検索では時間がかかって仕方がないし、全体像がわかっていないと結局いい訳が作れません。何より、内容がわかっていると仕事が楽しいです。
そんなこんなで仕事が楽しくて。

でも、どうしても身体がついてこないのですよねえ。昨日はまた耳に違和感があり、めまいの気配が。
そういう時は処方してもらっていた漢方薬やビタミン剤を飲んで、できるだけ休むようにしています(といっても仕事はガンガンしてしまっています)。

こんなんじゃダメ、身体からのメッセージは大切に受け止めなきゃと、今朝は久しぶりにウォーキングに行ってきました。
先日購入した某グループのライブDVDの音源を落としたものをiPodで聴きながらごきげんでお散歩。
「立見席の人、ありがと〜う!」という声が聞こえたような。う〜ん、7月のコンサートまでに体力をつけておかねば。ますます歩かなきゃね。


母の日に子どもたちからもらったプレゼント。


長女からは「ごめん、お金なかったから」とこんなものももらいました。


○○くんの写真いっぱいの手作りコラージュ!もう最高!

そして、なぜだか夫からもフォトブックをもらいました(笑)。



モザイクがけがいやらしすぎる(笑)。でも見る人が見たらすぐわかるんだろうなあ。
夫からこんなものもらっていいのかなあと、少し不安になりましたが、たぶん「かわいい犬の写真集」をプレゼントしている感覚なんだと思います。子どもたちが忙しかったからかして、母の日の夕食作りは夫が担当。お得意のビーフシチュー、おいしかった!


ああ、時間がもっとほしい。もっと仕事したい。
まあでも、こう思える仕事ができている自分は幸せだと思います。
他のこととも両立させていくのが今後の課題です。


 
「お勉強とお楽しみ」からの「ハッピーなパン屋さん」について
昨日はミズトラの会主催の「翻訳者のためのパソコン超入門講座」を受講しました。
講師は小林晋也先生。
この本でもパソコンの基本について教えてくださっています。

翻訳事典2017年度版 (アルク地球人ムック) ムック – 2016/1/28


ミズトラの会のメンバーは全員女性ということもあり、私も含め、意外とパソコンが苦手な人が多いのです(IT翻訳者さんは別)。
あんまり好きじゃないけど、使わないわけにはいかないパソコン。そして、使いこなせば強力なサポーターとなるパソコンについて「ある程度」精通しておくことは必要ですよね。

セミナーでは、自分のパソコンの性能を把握し、快適な環境を構築する方法について学びました。難しくて完全には理解できていないけど、避けては通れない分野なので、こういう機会に少しでも「IT用語(といっていいのかな?)」に慣れておこうと思います。

セミナーは2回目も予定されているらしく、次は翻訳ツールに関するものになりそうです。私は今Tradosしか使っていませんが、他のツールにも興味があるし、Tradosをもっと有効利用したいと思っているので、次のセミナーも楽しみです。



セミナーの前後はメンバーとのおしゃべり会。こちらも毎回セミナーに匹敵するくらいいろんなことが学べる場です。

ランチは大丸にあるハンズカフェで。



懇親会はハービスにあるフランダース・テイルでベルギービールを。大いに盛り上がりました。


自分はどんな翻訳者になりたいのか、折にふれて考えます。私は自分を街のパン屋さんになぞらえています。おいしいパンを焼いてお客さんに喜んでもらいたいと思っているのです。同じパン屋さんでもやり方は店によって様々です。効率よく大量生産するところもあれば、すべて手作業でじっくり作るところもあるでしょう。何が正しいというのはないと思うのですね。正解はお客さんだけが知っているのだと。パン屋業界で幅をきかせていること=お客様に喜んでもらえていることとは限りません。なので、「こうあるべき」という議論は無意味だと思っています。
ただ自分はハッピーなパン屋さん(つまり翻訳者ね)になりたい。お客さんをハッピーにさせて、自分もハッピーになりたいのです。そのためにはお客さんのニーズを知り、同業の方の参考にすべき点は取り入れ、向上心を忘れず進んでいきたいと思います。

 
のんびりGW
モネ展やってるから見に行かない?」とめずらしく夫に誘われ、京都市美術館まで見に行きました。



マルモッタン・モネ美術館所蔵の作品が展示されており、特に晩年の作品が印象的でした。作風(色合い)が変化したような。人間長く生きているといろんなものが変わっていくのですね。

鑑賞後は四条でランチ。瓢斗さんで豚しゃぶを。出汁につけるスタイル、初めてでしたがおいしかった!



その後、BALにある丸善で仕事用の本を物色。夫にも手伝ってもらい探したけど見つからない。私が欲しかったのは抗がん剤の歴史や最近のトレンドが軽く書いてあるような本。こんなざっくりした要望ではなかなか探せませんでした(^_^;)


ちなみに、家に帰ってAmazonのおすすめ本を見ていたら、こんなの見つけたので即注文。うん、こういうのが欲しかったのです。

現代免疫物語beyond 免疫が挑むがんと難病 (ブルーバックス) 新書 – 2016/1/21



丸善の後は、ちょっとお茶。




この連休は仕事を最小限にし、家の片づけ/掃除をやっています。今朝はゴミを6袋出しました!

ネイル更新。強くなりゆく日差しに合わせ、寒色系で。


さて、今日も片づけ&少しお仕事やろうかな。