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「熱い心でクールな仕事を」がモットーの
メディカル翻訳者の日々の暮らし |
『SDLジャパン 2017年度春季ロードショー』(→☆)が大阪では5月24日に開催されますね(参加される方、いらっしゃいましたらぜひご一緒しましょう!)。
医薬翻訳の現場での翻訳支援ツールの利用について、アスカコーポレーションさんが講演されるとのこと。
医薬分野の中でどのような文書にツールを使おうと思われているのか、興味津々です。
私自身は普段ほぼ100%ツールを使って仕事をしているのですが、翻訳会社さんからツール案件として依頼される文書は全体の半分もありません。たとえば治験文書は、ある翻訳会社さんからはツールのパッケージで依頼されますが、別の翻訳会社さんから原稿はPDF、納品はワードベタでお願いされたりします。同じ翻訳会社さんのなかでも文書によってツール案件だったりそうでなかったり様々です。
ただ、最近登録した翻訳会社さんから打診された仕事がパワーポイントのTradosパッケージ案件で、ああ、この会社はすべてツールを使うんだなと実感しました。原語で7000ワード弱(つまり少量)の案件だったので、ツールを使わなくてもいいんじゃないかな、という印象だったのですが、その会社はすべてツールを使うつもりらしいです。もちろんこちらとしてはその方が楽。パワーポイントはいろいろと処理に時間がかかるので、翻訳作業だけに集中するにはツール案件がベストだと思うから。
そんなこんなでますますお世話になっているツール。Memsource指定のもの以外はTrados Studio 2017を使っています。Studio 2017になってからいろいろと使いやすくなったと思います(実は2015あたりからそうだったと思うのですが、アップグレードしていなかったので^^;)。
例えば原文の編集。これまでも分節をつなげることなどはできたのですが、今は中身をいじることができます。プロジェクトの設定で「原文の編集を許可する」にチェックを入れればいいだけ。あとはメモリの修正。自分の過去訳でおかしな部分を見つけたら、その都度修正することができます。翻訳結果に示された対訳のフレームにカーソルを置いて右クリック→「翻訳単位の編集」に進み、修正すればOK。
先日受けたTradosのウェビナーで、講師の方が「翻訳メモリのメンテナンスに時間をかけすぎない方がいいと思います」と言われていたのですが、私も同意見です。翻訳メモリをきっちり整えておこうとする人が多いらしく、全部をきちんとするにはかなり労力がかかる割に実際に使う部分は少なかったりすることがあるとのことでした。だから、メンテナンスはわざわざ時間をとってやろうとしない方がいいのではないか、と講師の方も「個人的な意見ですが、自分も翻訳をやっていた身として」と前置きしてお話されていました。
流し込む原文をどこまで整えておくか、についても同じことが言えます。きれいになっているのに越したことはありませんが、そこまでする必要があるのかどうか?だって、流し込む原文は誰にも見せません。自分がわかっていればいいことも多いのです。その点、最近のTradosでは分節をつなげたり、原文の編集ができたりするので、作業を始めてから気になるところだけをちゃちゃっと修正すれば十分。あくまでも大切なのは成果物。もちろん自分が気持ちよく仕事をするための環境は整えなければいけませんが、そちらにやっきになっている時間は別のことに使った方が良い場合もあります。
そうそう、Tradosのウェビナーは自宅で受けられるし、その時間に都合がつかなければ後から視聴することもできるので便利です(しかも無料)。先日は『SDL Trados Studio Basics 3「翻訳メモリの作成と管理」』というウェビナーを受けました。知っていることも多いけど、新しい発見もあるので、ありがたいセミナーです。
大学お休みの日に長女と近所(→☆)でお茶。「抹茶フォンデュ」とやらを食べたいという娘に付き合いました。
フォンデュの後は、ソースを抹茶ラテにしてくれます。
ゴールデンウィークが始まりました。ちょこちょこ遊んでちょこちょこ仕事して、ゆったりペースで参りましょう!
草津川跡地にオープンしたレストラン「SUNDAY'S BAKE RIVER GARDEN」に行ってきました。
何もなかった川の跡地にレストラン2つとホットヨガスタジオができたのです。
ワインに合うお料理がいっぱい。
やっぱりピザがおいしかったです。
土曜日は飲み会。「なごみ康」さんで。2年先まで予約が取れないと言われている滋賀県の超人気割烹「滋味 康月」さんの姉妹店。
こちらはカジュアルな感じです。
和食を堪能しました。
日曜日は次女のバレーボールの試合の応援に、皇子が丘体育館まで。
朝、夫の手作りスムージーを飲んでエネルギーチャージ。
強豪の滋賀短には負けたけど、がんばりました。中学のときよりは試合のレベルが高いですね。さすが高校生!
その後は長女と「オウミデゴハン」でランチ。実家の近くだったので母も一緒に。
最近のカフェのスイーツはどれもかわいいですね〜。
この日も天気がよく、外にいるのが気持ちよかったです。
春の日差しをたっぷり楽しみたいですね。
土曜日も青空の時間がありました。
蹴上から平安神宮まで歩く間に桜を楽しむことができました。
疏水はずっとつながっているのですね。
平安神宮のしだれ桜。
お友だちに教えてもらったタルトタタンのおいしいお店(→☆)。
メニューもかわいい。
タルトタタン、想像以上においしかったです!
さて、この日はロームシアターで押尾コータローさんのライブを聴きました。
私の大好きな上大岡トメさんがファンだということで、前から聴いてみたかったのです。
ロームシアターのサウスホールはこじんまりしていて、後ろの席でも押尾さんの手元がバッチリ見えました。
え〜、なんでこれを1人で弾けるの?と驚きの連続。どれだけ目を凝らしても、どうやってあの音のミックスジュースを1人で紡ぎ出しているのかがわからない。あくまでもリズミカルな両手の動き。ひょっとして左手でも弾いて(はじいて)いるの?ギターのことがわかっていないから本当に意味不明。誰か教えてください(笑)
そして、おそらくライブでは定番の「ボレロ」が始まりました。音が少しずつ重なってきて、さあこれからクライマックスというときに、突然わっと手をギターから離した押尾さん。「左手がつりました」とつぶやいて。
平謝りの押尾さんに「無理しないで」との会場の声。押尾さん、とっても気さくなお人柄なのですよねえ。みんなが思わず声をかけたくなるような。
弾き直してくれたボレロ、心に響きました。
他の曲も情熱を込めた演奏。またメッセージが「熱い」。同年代の人が恥ずかしげもなく「いくつになっても夢をあきらめないで」なんて言ってくれるとうれしいのですよねえ。
ライブ会場で購入したCD(→☆)。先着特典でポスターもついていたけど、仕事部屋はR様で埋まっているからどこに貼ろうかな(貼らなくてもいいかな(笑))。DVDもついていたのでじっくり見てみたけど、やっぱり弾き方がわからない。たぶん、すごさが全部はわかっていないのでしょうね。ピアノならわかるのだけどね。例えば辻井さんの演奏がどれほどすごいかということがピアノだったらわかります。ギターはわからないから、押尾さんのすごさ、半分もわかっていないと思います。
でも、そんなことわからなくても音楽として素敵です!
ロームシアターそばの桜。水面に映って幻想的でした。
三条で軽くご飯を食べて帰りました。夫が親戚によく連れてきてもらうというお店(→☆)で。
日曜日はお友だちと大阪で会いました。ランチはグランヴィアにて。
グランフロントでショッピングした後、カフェ(→☆)でスムージーを。
このカフェは、一緒に行こうと長女が誘ってくれていたのですが、一足先に偵察。長女はこの日は大学のお友だちと造幣局の桜を見に行ったようです。
造幣局は八重桜がいいですね。
来年は久しぶりに造幣局にも行ってみようかな。
お友だちといっぱいおしゃべりして、街を歩いて楽しかった〜!
帰宅したら夫が夕飯を作ってくれていました。ぶり大根、味が染みていておいしかった!
いっぱい遊んだから、今週も仕事と家のこと、バンバンこなしていきましょう!
今年のお花見はお天気との兼ね合いでしたね。
まずは多賀大社に向かってGo!途中のサービスエリアでスタバ片手にお花見。
多賀大社ではしだれ桜を楽しみました。
「さざれ石の巌となりて」のさざれ石。
帰りに寄ったヒトミワイナリーでワインビネガーとオリーブオイルを購入。
この日はタコとセロリのマリネを作ってみました。
別の日にお友だちと三井寺近くの琵琶湖疏水の桜を見に。
青空のもと、桜を見ながら歩くのっていいですね。気持ちよかったです。
お花見の後は石山駅でランチ(→☆)。
季節のよいときのお出かけは楽しいですね!リフレッシュできました。
お花見後半戦は次のアップにて。
少し前ですが、アンケートに回答した謝礼として掲載雑誌をいただきました。
この雑誌にも載っているのですが、翻訳の仕事をするための勉強に対する私の考えは、
「効果ナシ」:やみくもに関係分野を勉強する
「効果アリ」:スクールを利用する
「アドバイス」:産業翻訳は”表現をまねる”
とにかく仕事を始めたほうが、
次にどのような勉強が必要かが見えてくる
というものです。
何のために勉強するのか?なんて考えること自体、勉強が好きではないみたいでイヤな感じを与えるのかもしれませんが、決して勉強そのものを否定しているわけではありません。
ただ、「トライアルに合格したい」「仕事が途切れないようにしたい」「クライアントから喜ばれる訳出をしたい」という目的がある場合と「翻訳とこの分野(例えば医薬)が好き」だから、勉強そのものが目的になっている場合とは、勉強に対する考え方が異なってくるように思うのです。
私自身は、完全に前者の考え方で、ドライと言えばドライ。超現実主義です。仕事として成功させたいというのが第一目的なので、それ以外のための勉強は「趣味」の範囲。もちろん、趣味が仕事につながる場合も多いですが、せっかちな私はカスミを食べる気はないのです。
「翻訳の仕事がしたい」「もっと継続的に受注したい」「売上を上げたい」という相談を受ければ、迷わず「とにかくトライアルを受けて、仕事をなんでもいいから始めて、その後は仕事しながら勉強するのが早いよ。仕事の戦略を考えることも重要」とアドバイスするのですが、そのとおりにする人はほとんどいません。勉強熱心な人はいっぱいいるのですけど。
繰り返しますが、決して勉強そのものを否定しているわけではないのです。もともと私自身も勉強は大好きですし、仕事のためだとかを考えなくてもいい勉強は自分の楽しみとしてはやりたいと思っています。
ある漫画で主人公が語っていた「富士山に登りたければ、なんとなく歩きはじめても着かない」という例えが心に残っています。歩く目的で歩くのならいいのですけどね。
ただただ歩いているうちにもしかしたら着くのかもしれないけど、早く登って上の景色を楽しみたいとも思いますね。